イギリスの音楽産業について考えるブログ
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2008/09/30 05:04
今週のライブ・ミュージック・チャート
Oasis top first live music chart NME.com(28/09/2008)

あえてNMEから拝借してみました。今やレコード産業よりライブ産業の方が儲かるイギリス、ついにライブ・ミュージック・チャートが登場です。tixdaqという会社によるチャートで、eBayなどのオークションサイトでの取引額を元に順位が決まるそう。結果はtixdaqのコンサート・セクションの他、音楽業界紙Music Weekでもチャートが掲載されるそうです。

記念に今日のチャートを貼っておきます。

1. → Oasis
2. → Kings Of Leon
3. → Stevie Wonder
4. ↑ Kanye West
5. ↓ Coldplay


何を計っているのかよく分からないですが、ライブ・ミュージックの重要性が増してきていることの現れがこのチャート設立なのかなと解釈して納得しています。今までライブでの人気を計る物差しもなかったわけだし、面白いなとは思います。
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2008/09/28 04:37
自分磨き -FoAの講座受講編-
Friend of the Earth Scotland主催の「Media and Communication Skillsコース」に参加しました。
このコースでは、今日と来週の土曜日の2日間に渡って行われるもので、社会問題に関わるキャンペーンにおけるメディアや一般大衆との関わり方、引きつけ方について学びます。2日間受講し、その後課題を提出して必要以上の成績を取ると、エディンバラのQueen Margaret大学からHE (High Education)in Climate Justiceの修了書がもらえるそうで、これは履歴書にも書ける正式な資格になります。本当は220ポンド(約4万5千円)とべらぼうに高いのですが、ILA Scotlandという助成金システムに申し込んだので、実際払ったのは20ポンド(約4000円)。大学院の課題もあるけど、何とかしてHEを取得したいと思います。

1日目の午前中はプレス・リリースの書き方。内容は、ジャーナリストや編集者とコンタクトをとるにはどうすればいいか、どんなプレス・リリースがメディアを惹きつけるのか等。最後にグループで簡単なプレス・リリース案を作成して午前中終了。午後は「マーケティング」がテーマで、グループワークでは「グラスゴー空港拡大計画にグラスゴー大手地銀であるクライド・バンク勤務のグループが反対運動を起こす」という設定で、キャンペーンの企画案を作成。その後少しだけ魅力的なwebsite作り方について学んで1日終了。

集まった13人は年齢も興味もバラバラ。既にボランティア団体に関わってる人も多かったけど、私のように今後学校で社会問題を研究することがきっかけで来ている人もちらほら。相変わらず英語でしんどい思いをしましたが、大学院のクラスメイトとディスカッションするより話が理解しやすかったのは、1)エディンバラ(訛りがほとんどない)やイングランド出身の受講生が多かったから 2)ポピュラー音楽学より環境問題のキャンペーンについての方が基礎知識があるから(これはこれで問題アリだけど)、だったのではないかと思います。

以前は、人々の危機感を増幅させるキャンペーンを行うことでその社会問題に対する意識を高めようとしていたそうですが、その方法はあまり効果がないと分かった今は、ポジティブなイメージを人々に持ってもらえるような気軽に参加できるキャンペーンが主流なのだそう。とは言いつつも、「annoying(苛つき)」と「indignation(不当行為に対する憤慨)」が組み合わさった時に地域コミュニティは強大な結束力を持つようになるともおっしゃってましたが。

後、全く関係ないですが、この講座で生まれて初めて現在進行形でヴィーガンやってる人(←FoA Sのスタッフさん)に会いました。ヴィーガンをやるっていうのは余程の決心が必要だなぁと改めて実感。同時に、それに比べてベジはなんと気軽に取り組める環境対策なんだろうかと再認識しましたが。それから、お昼ご飯会に行ったときビニール袋もらってる人が結構いて、断固ビニール袋反対派の参加者はちょっとガッカリ、なんて場面もあったり。

来週の土曜日もみっちり6時間講座があります。
そして私はこれから寝る時間になるまでリーディングに勤しみたいと思います・・・時間が足りない!

※9/28修正
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2008/09/27 08:24
今週の英音楽ニュース(26/09/2008)
Sony Ericsson confirms plans for unlimited download service - Music Week(24/09/2008)
Sony Ericsson launches PlayNow™ plus - unlimited music download service - the Sony Ericsson's press release(24/09/2008)

以前お伝えしていたソニエリの無制限音楽購読サービスに向けての動き(参照:今週の英音楽ニュース(11/09/2008))の続報になりますが、最初はスウェーデンから開始のようです。イギリスでのサービス開始は来年以降。Music Weekによれば、NokiaのComes With Musicとは違って、4大メジャー全てと手を結んでいることを強調しているとのこと。その他、業界を先行く多くのインディレーベルもこのサービスに参加するようです。前回「全てDRM-free」とお伝えしましたが、プレスリリースによれば、契約終了後、視聴数の多かった楽曲のみが手元に残るようで(それなりの楽曲数は確保できる模様)、全ての楽曲が他のMP3プレイヤーで聞ける訳ではないようです。ということは、このサービスに参加しているうちはソニエリの携帯端末と特定のPC以外では聞けないということのようです。
その他、SNSのようなコミュニティサイトの開設やリコメンド・システムもあるとのことです。

US industry agrees streaming deal - Music Week(24/09/2008)
Streaming Music Royalty Deal Revealed - Media Week(23/09/2008)
アメリカのRIAAとthe National Music Publishers' Association, the Nashville Songwriters Association International and the Songwriters Guild of America、Digital Media Associationが、デジタル配信関係(DL制限があるもののみ)の企業に対する印税の分配率を収益の10.5%にすることで合意に達したとのことです。これはシンガーソングライターがもらう分より少ないとのこと。10月2日よりこの分配率が適用になる予定。そういえばそうゆう問題もあったか、と思ったニュースでした。

Ticketmaster posts revenue increase - Music Week(24/09/2008)
Ticketmaster(日本の「ぴあ」みたいなもの)の2008年4-6月期の国内収益が31%アップとのことで、相変わらず好調なライブ産業。「Live Nationとは契約終了の2010年3月以降契約を更新しない予定」とビックリな報告もあったようです。それはもしかしたらこれが関係してるのかな?と思ったニュースが以下。

Live Nation,イベント会場運営大手のSMGとチケットの独占販売で合意 - IT Pro(12/09/2008)

このLive Nationは音楽産業勉強するなら絶対知っていなきゃならない会社なのですが、日本での知名度があまり高くない気がするので、日本語のwikiのページ・・・と思ったら項目がない!Live Nationは、一言で言うと、ポピュラー音楽の有識者からはあまり良いイメージで見られていない会社です(マネージメント関係の有識者なんかは違った目線で見ているのかも)。ヨーロッパにも進出して、その地域のライブ文化が変えられて音楽ファンから批判を買ったりしているという話も聞いたことがあります。問題になっているのは、Live Nationはプロモーターでありながらアーティストのマネージメント(マドンナとか)やレコーディング、アーティストのグッズ製作などありとあらゆることを全てやってしまっている点。それがどれほど他企業やその国の音楽文化に影響を及ぼすのかが私がまだ分かっていないところなのですが、米メディア関連会社クリア・チャンネル(ライブ録音をそのライブ終演後にそのまま販売したり、特定の会場でライブをやったアーティストはクリア・チャンネルのラジオ局でプロモーションをしなければならず、しかも他のラジオ局への出演は許されない、等といった戦略を持ち批判を受けている会社)と手を組んでいるところを見ると、やっぱりイメージはよくありません。この2つの会社についてはちゃんと勉強しなくては。

+++++++++++++++++++++++++

話が逸れてしまいましたが、最後に少しばかり余談。
Glastonbury festivalのオーガナイザーMichael Eavis氏が「来年のチケットはクリスマス前に売りきれるだろう」とコメントしたようです(→URL)。10月5日にチケットのプレ・オーダーがあり(ただし、これはチケットの購入ではなく、チケットの販売時にチケットを確保するための予約、みたいなもの)、プレ・オーダーに参加するためのプレ・レジスターを現在も実施中(参照:official website)なのですが、レジスターの数が既に予想を遙かに上回っているそう。そのプレ・オーダー前には来年のヘッドライナーも発表される予定なのですが、結構良い名前が挙がっていて個人的に期待大(でもコープレはないらしい・・・涙)。行けるか分からないのにとりあえずプレ・オーダーするつもり満々で既にレジスター済み。行く予定の人がいたらご連絡お待ちしております。
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2008/09/26 04:38
大学院生活、最初の1歩
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先週末、ヨークに友達を訪ね(写真参照。あまりに素敵な町で感動!)、半袖姿で残暑を満喫しましたが、帰ってくればそこは極寒のグラスゴー。今週から大学院の授業が始まり、毎日ガウンやらセーターやら着て図書館通いです。授業が週2なのですが、意外と時間がない。図書館に電子ピアノがあるので毎朝弾きに行くのですが、その後勉強を始めるとリーディングだけで夜になり、課題に手をつける余裕がない。仕方ないので朝イチで図書館に行こうかと思っているのだけど、朝6時に起きても7時15分の開館に間に合わず、遅いときは9時になってしまう・・・。うぅ。

授業は月木で、実質今日が初レクチャー。学生はパートタイムを入れて毎授業10人くらい。私以外は全員イギリス人。しかもやっぱり英語でつまづく。話そうと思えばいくらでも話せるけど、リスニングがダメで話してることが全く理解できない。院が始まったら問題は英語力ではなくアイディアのオリジナリティのはずなのに、その前段階で既につまづいている私・・・。英語を使って仕事をしている日本人は一体どれだけの英語力を使っているのだろうかと思わず尊敬・・・。年が明けたら早々インターン開始なのですが、インターンできるんでしょうか・・・この英語力・・・。思わず先生に助け船を依頼。先生すいません。

これからは勉強に集中したいと思いますが、めげずにブログの更新は続けます。頑張れ、自分。
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2008/09/25 02:41
初遭遇
お昼頃、city centreに行くべくとことこ歩いていたのですが、west endとcity centreの境目にあたる幹線道路にかかる歩道橋でなにやら撮影が。GSA(Glasgow School of Art)の近くなので、すっかりGSAの学生が課題制作をしているのだろうと思い、「新学期始まってみんな忙しいんだろうなぁ~」なんてのんきに見ていたら、なんだか違う。グラスゴーにしては少しおしゃれすぎる革ジャンとスーツの4人組。うち1人金髪。・・・ここここれはっっ!!









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2000年代グラスゴー最大のヒーロー・Franz Ferdinandではありませんか!!(なんか変な写真)

ポール目撃疑惑も過去ありましたが、これは本物!間違いなく本物でした!
見比べると、west endで見たポールらしき人はどうも他人のようです(だって今日見たポールは頭がもさくなかった)。じゃあ、west endにいた偽ポールは弟とか・・・?(って弟なんているの?)

フランツメンバーの出没話はグラスゴーに来てよく聞きますが、グラスゴーに住んで4ヶ月、ついに私もフランツ目撃です。フランツは庶民派ですね、こんな何もない幹線道路をバックに写真撮影だなんて(違)。歩道橋を渡っても目的地につけるので渡ろうかと思いましたが(撮影中でも普通にみんな通行してたし)、そこは自粛。前を歩く大学生っぽい男性がじろじろ歩道橋を見ていたので、真似して私もまじまじ歩道橋を見つめながらその場を去りましたとさ。
小話 トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
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2008/09/23 04:53
北極では今何が?
Musicians and creative artists alike voyage to the Artic! - Julie's Bicycle(22/9/2008)

9月25日~10月6日の日程で、以下のクリエイターや各分野の専門家が北極の氷河を視察しに行くようです(参照:http://www.capefarewell.com/expeditions/2008.html)。

Musicians Laurie Anderson, Vanessa Carlton, Jarvis Cocker, Feist, Robyn Hitchcock, Ryuichi Sakamoto, KT Tunstall, Martha Wainwright, Luke Bullen, Beatboxer Shlomo, Composer Jonathan Dove, Comedian Marcus Brigstocke, Theatre Makers Mojisola Adebayo, Suzan-Lori Parks, Artists Kathy Barber, David Buckland, Sophie Calle, Jude Kelly, Michèle Noach, Tracey Rowledge, Julian Stair, Chris Wainwright, Archticts Francesca Galeazzi, Sunand Prasad, Poet Lemn Sissay, Photographer Nathan Gallagher BBC presenter Quentin Cooper, Senior Lecturer (Open University), Joe Smith, Activist David Noble, Media Executive Lori Majewski and Film Director Peter Gilbert join oceanographers Simon Boxall, Emily Venables and Geoscientist Carol Cotterill
★詳細: http://www.sitesakamoto.com/home.html


なんと坂本龍一が参加しています。彼のwebsiteに行ってみたのですが何も載ってないですね。というか、教授のwebsite何もない・・・。

ちなみに北極に1番近い大地、グリーンランドでは、氷河が溶けたことで、グリーンランド発の商業用作物の収穫に成功したなんてニュースも。ただし、温暖化による異常気象や漁による被害は大きく、「作物収穫の成功は必ずしも良いニュースではない」と記事は伝えています。

Greenland: land of ice goes green as warming turns the cabbages into kings
- The Guardian(20/09/2008)
気候変動 トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
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2008/09/22 10:09
TMGFM更新(機材輸送について) - Radiohead
※9/22修正

9月17日付でRadioheadのエコ・ツアー用ブログ「The Most Gigantic Flying Mouth for sometime」に「all aboard」という記事が投稿されました。機材の国際輸送がどのように行われたかについて。そして日本ツアーの機材についても1パラグラフ割いて説明されています。

例によって要点をまとめます。「続きを読む」からどうぞ。
続きを読む
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2008/09/20 03:24
今週の英音楽ニュース(19/09/2008)
今回はデジタル配信関係で2つほど。

7digital first to sign up big four to unrestricted MP3 - The Guardian(17/09/2008)

デジタル著作権管理フリー(DRM-free)のMP3ファイルを販売している7digitalが、この度SonyBMGの音源をDRM-free配信する合意を取り付け、これにより7digitalはヨーロッパで初めて、いわゆる4大メジャー・レーベルの取り扱い音源全てをDRM-freeで配信するショップになったと伝えています。

で、なぜDRM-freeという考え方が大事なのか。私はiTunesからもほとんど購入した経験のないデジタル配信初心者なので、今更wikiで調べてみました(→「デジタル著作権管理」)。DRMというのは、特定のメディアでないと再生出来ない仕組みになっているそうです。iTunesで買ったらiTunesかiPodでないと聞けなくて、例えばiTunesで買った音源をドコモの携帯で聞くことは出来ない。仮にiTunesサービスが停止した場合、iTunesで買った音源はもう聞けなくなる。でも、DRM-freeのMP3の場合は、それがどの会社のMP3プレイヤーであろうとどの会社のソフトウェアであろうと再生可能だそうです。なるほど。これでDRM-freeがリスナー・フレンドリーであることが分かりました。DRM-freeによってもたらされるアーティスト&レコード会社側の利益をあげるとすれば、おそらく、DRM-freeの音源配信により、より多くの違法ダウンロードサイト・ユーザーに合法且つ有料のデジタル配信サイトの利用を促し、正当な収益を得ることが可能になる点でしょうか。本当にレコード会社の狙い通りに行くとは限りませんが。

デジタル配信で購入することはほとんどないですが、今後デジタル音源を購入する機会があったときは、DRM-freeかどうか確かめて購入しようと思います。

Marillion harness P2P power - Music Week(10/9/2008)
Rock band hits a different note on P2P downloaders - The Financial Times(12/9/2008)

イギリスのバンドMarllionが、この度P2Pネットワークを介してニューアルバムを無料でリリースしたそうです。バンドのオフィシャルコメントはこちらからどうぞ。このアルバムからの曲をDLすると、冒頭にメンバーからのメッセージビデオが流れ、アルバム、最新ニュース、ツアー告知などの話があるそうです。キーボードのMark Kelly氏は「僕らはどんなファンがファイル共有をしているのか知りたいんだ」「もしフリーDLでアルバムを聴いて気に入ってもらえたら、是非CDを買ってもらいたい。そうでなくても、ツアーに来て欲しい」と語っています。ちなみにこのバンドについては全く知らないのですが、グラスゴー公演がABCで行われることを考えると、まぁまぁイギリスでは知名度があるのかもしれません。

最後に予告。

Theatre pollution threat to London revealed - The Stage(10/09/2008)

ロンドンにある劇場がCO2排出量削減のための計画プランを発表。毎年5万トンのCO2排出量を2025年までに60%削減するのが目標とのこと。調査結果がロンドン市よりリリースされているのですが、まだ読み切っていないので、読み切り次第ここで取り上げます。

ということで、明日明後日とイングランドはヨークに行って参ります。グラスゴーに来て初イングランド!上京!上京!
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2008/09/18 00:50
MAKE the RULEの署名活動をライブ会場で
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Radioheadの来日まであと半月と迫りましたが、歓迎されるべきニュースがFriend of the Earth日本支部から到着です。

ロックバンド・レディオヘッドとFoE Japanが温暖化防止活動でコラボ - Friend of the Earth Japan(accessed on 17/09/2008)
【関連リンク】
- MAKE the RULEオフィシャルサイト
- FoE Japan プレスリリース(必要な情報はこれが1番簡潔にまとまっています)
- 「広めるツールや署名用紙」(オフィシャルサイトより。ブログを持っている方は是非バナーを持って帰ってください)

Radioheadの日本公演全6会場で、FoEJapanをはじめとした国内NGOなどが展開しているMAKE the RULEキャンペーンの署名活動が行われるそうです。このキャンペーンは、温室効果ガス削減を確実に行うための法律の実現を求めるもの。直接は書いてないですが、イギリスのFoEがはじめたThe Big Askキャンペーンに習って行われているキャンペーンと表現しても間違いではないと思います。

レディヘの来日行かれる方にとって1番簡単かつ有効な参加方法は、会場で行われる予定の(おそらく請願)署名かと思いますので是非ご参加を。そうでない方は首相へのメッセージを。寄付も募っているようです。

1番目の記事にある「世界で初めて政府に中長期の温室効果ガス削減義務を負わせた英国の「気候変動法(案)」の成立には、FoE英国の「The Big Ask」キャンペーンが大きく寄与しました。」について補足します。The Big Askのウェブサイトによればこの法律は今年中に施行される予定のようなのですが、具体的な話が書いてあるソースが見つかりません。コミッティがあって少なくとも今春までは議論が続いていたことは分かっているのですが・・・。Connectフェスでお話したWWFのスタッフさんが、イングランドのターゲットは2050年までに60%のCO2排出量の削減(もちろん60%では不十分)だと言っていたことも覚えているのですが・・・うう。

ちなみにスコットランドはClimate Change Billの導入の話が続いていて、ターゲットは2050年までに80%の削減です。政策の面では色々がんばっているスコットランド議会ですが、実はEUが設定したゴミの削減目標の達成がほぼ不可能になったり、何かと行動がついていかない印象が強いです。

FoE日本支部の方とは日本にいた時お話させてもらったことがあるのですが、その時各国のFoE同士のつながりが弱いと聞いていたので、The Big Askに参加しているトムがMAKE the RULEも国を超えて全面サポートしているという事実に正直驚きました。呼びかけ人の先頭だし。先頭が日本人でないのは少し残念です。The Big Askの署名活動が彼らのヨーロッパツアーで行われていたという流れや、彼らの日本ツアーとMAKE the RULEキャンペーンがたまたま同時期に行われるという偶然がトムをこのキャンペーンに呼び込んだのだとは思いますが、偶然でも何でも、彼がこのキャンペーンに名を連ねているというのは正直嬉しい。それに対して、ルー大柴以外日本人芸能人はいないというのはまたどうして・・・。日本の主要な気候変動関係の団体が何らかの形で関わっている大きなキャンペーンだというのに。

・・・とか書いておきつつ、恥ずかしいことに、私自身、このキャンペーンについては今日の今日まで全く知りませんでした。いちおFoEスコットランド支部の支援(といっても寄付のみ)をさせていただいているのですが、日本のFoEは正直あまりぱっとした活動が今までなかったので、チェックさえしていませんでした・・・。しかも、いつも読ませてもらっている「温暖化いろいろ」さんが7月末の時点で記事を書いていたのに全く気づかなかったです・・・恥ずかしすぎる。

このブログのバナーとリンクにこのキャンペーンを追加しました。日本語ソースなので両方のセクションでトップ扱いにしておきました。よろしくお願いします。
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2008/09/17 09:41
スーパーでCDを買いますか?
アメリカやイギリスでは、売上高で比べた場合、CDを最も売り上げているのはCD屋さんではなく大型スーパーであることは業界本なんかでも読めば出てくるかと思いますが(このブログではこの記事でちらっと取り上げました)、なんとも嫌なニュースを見つけてしまいました。

レディオヘッド、希少DVD付属『イン・レインボウズ』をTSUTAYAでリリース - Barks News(7/9/2008)

注目すべきは、Radioheadの話ではなく以下の引用部分。

ポール・マッカートニーが米スターバックスからCDをリリースし、それに続くようにジョニ・ミッチェルもスタバと契約、先日はザ・イーグルスの新作『ロング・ロード・アウト・オブ・エデン』がウォールマートのみでの発売であったことは記憶に新しい。続いて10月リリースのAC/DC『ブラック・アイス』も米国はウォルマートのみでのリリースだ。こういった大手スーパーチェーンやコーヒーチェーンが有名アーティストのアルバムを独占販売する流れが、ここ日本にも確実に押し寄せていることを思わせる取り組みだ。


TSTUTAYAはもといレンタル店と言えど、現在はCD屋さんと数えても差し支えないと思うのでここでは無視します。また、スタバでの独占販売についても詳しくないのでここでは触れません。私が気になったのは、ウォールマートでの独占販売。日本ではHMVやタワレコをはじめとしたCD屋さんでCDを買う人が多数だと思いますが(それかAmazon)、特にアメリカは状況が全然違うようです。

デジタル音楽の行方(著:David Kusek、Gerd Leonhard;翻訳:yomoyomo、津田 大介)」によれば、アメリカのCDセールスの50%を占める大型スーパーチェーンは、客寄せに音楽を利用しているとのこと。特定のCD(しばしメガ級に売れるCD)をしばし原価割れの格安で売って客寄せに使っているそう。大型小売店の場合、CDセールスは全体の収益のわずか数パーセント、米国スーパーチェーン最大手のウォールマートにいたってはわずか0.1%以下のため、原価割れしようが何だろうが関係なし。その上、ウォールマートの場合、通常わずか750以下のタイトルしか取り扱っていないにも関わらず、アメリカのCDセールス全体の20%以上を占めている。これに目をつけた大手レコードレーベルは大型小売店の思うツボにちゃっかりはまって大型スーパーチェーンと手を組み必死に売上拡大をねらうようなったとのこと。結果、多数の中小CD小売店が店を畳まざるを得なくなり、また大型CD小売店も、CD以外の商品(DVD、ゲーム、Tシャツなど)に力を入れざるを得なくなったようです(pp.130-132)。

CD小売店数の減少は日本でも見られることですが、その原因をCD売上の減少だけに押しつけるのは明らかに間違いと言えると思います。この記事と上記の本を読めば、レコード会社が小売店を圧迫するようなことをやっているから、中小の、それもそれなりこだわりを持った面白いCD屋さんがどんどん消えていくのだと考えるのが普通ではないでしょうか。しかも、大型小売店が取り扱うのはアイドルなどの“確実に売れる”と思われるようなごく限られたアーティストのCDのみ。日本だったらディスク・ユニオンみたいにインディに強い大型CD小売店があるけど、中小CD小売店が減れば、インディ・バンドがCDを出す場所がなくなってしまいます。「CDという形態の再イメージ化が必要」というのが私が賛同する考え方なので、イコールCD小売店の再イメージ化も必要ということにはなるのですが、音楽の多様性という点から考えた場合、現時点においては、まだCD小売店は必要不可欠な存在だと思います。利益に重きを置きすぎた大手レーベルの戦略は私は到底受け入れられません。

個人的に、大型スーパーチェーンの独占販売がより一般的なものになってきているというのは残念です。日本でアメリカのようなことが起こるとは到底考えられませんが、遠い未来日本もそうなる可能性はないわけではなく、人ごとではありません。

今後もこの手のニュースは取り上げていこうと思います。
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2008/09/15 23:39
IASPM UK&Ireland conference
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The International Association for the Study of Popular Music (IASPM) UK&Ireland Conference 2008に参加しました。

簡単に言えば、ポピュラー音楽学会です。2年に1度のコンフェレンスがたまたま今年はグラスゴーで開催だったのです。昨年度の学生やPhDの学生と一緒にボランティアスタッフとして参加したのですが、ボランティアするほどの仕事はあまりなく、聞きたいレクチャー聞いて、もらうものもらって帰ってきた感じです。

今回のコンフェレンスのテーマが「Music and National Identity, Popular Music Theory and The Musical Experience」だったこともあって、ほとんどがセオリー話。他の学会は知らないけど、少なくてもIASPMの学会員はみんな自分の論文読むだけで紙資料とかパワーポイントとか使ってる人があまりいない。しかも、みんな論文を読むスピードが高速。日本語で同じことやられたって分からない位のスピードで飛ばしまくる。結果、理解できない→疲労困憊→眠気。結局、面白かったのは「ライブ・ミュージックにおけるプロモーターの役割について」と「アイリッシュ・ロックについて」の2つくらいしかなかった。残念。気づいてたけど、私、セオリーに全然興味ない。ダメだこりゃ。

余談。今回のコンフェレンスにノベルティを提供してくださったChemikal Undergroundの物販にスチュワート(←元デルガドス)が直々にやってきていたり、同じく来場していたエマ(←同上)が大会場のレクチャーの質疑応答で質問していたりとか、何とも変な気分でした。スカラーの先生方も、スーツ着てる人なんて皆無で、むしろGジャンとかだし。面白いというか変というか何というか。うーん。
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2008/09/14 05:06
合格
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金曜日に語学学校修了しました。"conditional offer(条件付き合格)"だったものが"unconditional offer(条件なし合格)"になりました。

条件は「IELTSの全てのスコアで6.5以上をとる」というもので、私は「大学の語学学校でそれと同等の成績がとる」という選択肢を選びました。その条件はもちろんクリアできたのですが、4つの要素(Listening, Reading, Writing, Speaking)のうちReadingだけが6.5で後3つは7.0という予想以上の好成績にビックリ。自分の努力というよりも、サマーセッションの前期も後期もものすごく信頼おけるチューターの元で学べたのがきっと良かったのだと思う。ラッキーだったとしか言えない。彼らには本当に感謝で一杯です。

ひとまず、これにて無事に大学院進学が確定です(「今まで確定してなかったのか!?」という質問はなし)。手続き関係がまだ残ってますが、スムーズに行くことを願います。来週はオリエンテーション。授業は再来週の月曜日にスタートです。

以上、ご報告まで。

あ、調子悪かったfirefoxは、さっき直しました。今日からは本当の意味で快適ネットライフ。わーい!
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2008/09/12 06:33
今週の英音楽ニュース(11/09/2008)
イギリスはビックバン実験で大盛り上がりですが、地球が破滅するかもしれぬ実験をするくらいなら他のことに金を使って欲しいと本気で思っているのは私だけではないはず。こんな実験のために死ぬのはごめんです。実験中止を切に願っていますが、きっと中止は有り得ないと思うので、ともかく私は今できることをやるのみ。地球が飲み込まれた時はその時。

今週のニュースいきます。

Sony Ericsson eyes unlimited downloads - The Financial Time(8/9/2008)

Nokiaが特定の携帯端末で楽曲DLし放題のサービスを開始する予定であることは以前お伝えしましたが(参照:「今週の英音楽ニュース(4/09/2008)」)Sony Ericssonも無制限DLサービス開始に向けて動いているようです。ソニエリは既に1DL£0.99で可能なPlayNow Arenaというサービスを行っていますが(イギリス入ってない・・・)、今月末発表を目指している新しいサービスでは、Nokiaと違い、携帯端末やPC以外でもDLした楽曲が聞けるようです。現在はメジャー・レーベルとは競合サービスについて協議中とのことですが、既にユニバーサル以外のメジャー・レーベルといくつかのインディ・レーベルとは合意に達しているそうです。

PIAS signs up to We7 - Music Week(9/9/2008)

We7についても前回お伝えしたばかりですが(参照:「今週の英音楽ニュース(4/09/2008)」)、そのWe7がインディの有力レーベルPIASの音楽配信部門であるPIAS Digitalと契約を交わしたようです。We7はチェックしておいた方が良いのか・・・Last.FMじゃやっぱりだめかなぁ・・・まだよく分かっていない私です。

EMI WITHDRAW FROM SOUTHEAST ASIA - CMU Daily(9/9/2008)

EMIが東南アジア市場から撤退するそうです。先日新しいレーベル・オーナーであるTerra Firma氏の経営戦略変更によるリストラ等々発表したばかりのEMIですが、この撤退もその一環のようです。対象国は香港、マレーシア、シンガポール、韓国、タイ、インドネシア。これらの国では新人発掘も行わない予定だそう。さらに日本を含む周辺国のEMIへの影響も免れないだろうとか。このニュースは少し驚きました。

SCOTTISH ARTS COUNCIL ENCOURAGES BANDS TO APPLY FOR SXSW - CMU Daily(10/9/2008)

最後。これが、私がスコットランドを選んだ理由でもあるので載せます。
スコットランドのアート・カウンシル(SAC)が世界最大級の音楽の見本市SXSWに参加を希望するスコティッシュバンドの助成金希望者の募集を開始したという記事です。ちなみに、今年のSXSWには私の大好きなグラスゴー・バンドThe Frightened RabbitがSACの支援で参加しました。SACの良いところは、ニュー・ミュージックに対しても積極的に助成金を出しているところ。そして問題点の1つは、当たり前だけど、助成金のもらい方や使い方について知らないレーベルやアーティストが多いこと。
ちなみにThe Frightened Rabbitはまだ未見。この記事を書いている時に今月31日グラスゴーで彼らのライブがあることに気づいて、チケット取ろうと思ったらやっぱりもう売り切れてました。こっちではものすごく人気があると聞いていますが、その通りのようです。うーん、見たかったなぁ・・・。

今日はこんな感じで。
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2008/09/11 06:55
引っ越し
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日曜日に大学寮から一般のフラットに引っ越しました。

ご存じの方も多いように、こちらではフラットをシェアするのが常。どうゆう感じかというと、自分の部屋は持てるけど、キッチンやお風呂は共有。大学の寮もシステムは同じです。

グラスゴーでのフラットの探し方は、主に2通りあります。1つはインターネット、もう1つは街中にあるお店が提供している掲示板。前者は、色々あるのですが、gumtreeが1番人気。後者も、何カ所か掲示板を持つお店があるのですが、West Endの目抜き通りであるByres Roadの通称「100番」は常に人だかりが出来るほどの盛況ぶりです。ざっと見た感じ常時100近い広告が載っています。これらで探した広告の中で良さそうなフラットを見つけたら、広告主に連絡します。質問があればその時に質問して、問題なければflat-viewing(フラットの下見)のアポを取ります。後は広告主との話し合いで決めます。

私の新しいフラットメイトは、博士課程のジンバブエ人と学校の先生をやっているアイリッシュのカップル。フラット探しは本当に難航したけど、映画に出てくるような素敵なお部屋と親戚のカップルみたいに親身なフラットメイトに今のところ大満足。

リビングでテレビが見られるので、昨日はBBC2Mercury Prizeの授賞式を見ました。ちょっとライブ映像流してあっという間に終了。今年の受賞者はElbowでした。しかしそれより強烈だったのが、BBCのMercury Prize写真コーナーにあるパペッツの写真(6ページ目)。君たち笑いすぎ。

大学の寮と違ってネットも拘束がないのでネットでのストレスが一気に解消。youtubeも見られるしmyspaceもiTunesからpodcast落とすのもOK。firefoxと今のプロバイダーの相性がどうも悪くてしょっちゅう重くなるけどexploreだとそれなり快適(意地でもfirefox使うけど)。日本ほど快適なネット環境ではないけど、ストレスなくネットが出来るだけでなんと気が軽いことか!

昨日はもう1つ、社会人時代に習得した数少ない技術を駆使して巴(ともえ)寿司をつくりました。
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手前の2つはフラットメイト作で、奥の4つが私がつくったもの。人生で初めて成功した肉じゃが(←肉なし)と、おくら+わかめ+木耳の和え物と一緒においしくいただきました。

これから1年、このフラットで楽しい毎日が過ごせますように。

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2008/09/09 20:52
一般庶民にとって最も取り組みやすい温暖化対策
「それはお肉をやめること」とIPCC(気候変動に関する政府間パネル)のRajendra Pachauri博士が発言したそうです。

UN says eat less meat to curb global warming - The Guardian(7/9/2008)

IPCCといえば皆さんご存じの通り、国連が共同設立に参加しており、現時点での気候問題に関する最も重要な研究機関です。

記事を軽くまとめるとこんな感じ。
- 肉牛をはじめとした家畜の飼育はGHG(グリーンハウス・ガス)排出と大きな関係がある。
- 食生活を変えることは、移動手段を変えるよりもより取り組みやすい温暖化対策と言える。
- 家畜の飼育により発生するGHGの環境負荷の大きさはCO2の23倍である。
- 国連の機関であるThe Food and Agriculture Organisationは、今世紀中頃には食肉の消費量は2倍になると予想している。
- Masterchef presenterでありrestaurateurであるJohn Torodeは、輸入した食料の消費はもっと重要な問題であり、国産食料の購入によりかなりの量のCO2排出量を削減出来ると強調した。
- Pacharui氏と明日共同で会見を開く予定の動物愛護団体Compassion in World Farmingによれば、食肉の消費量を半分に減らすことで削減できると予想されるCO2排出量は、自動車の利用を半分にした時以上の効果がある。
- 豚肉産業団体BPEXChris Lamb氏は「家畜産業だけをターゲットにするのは不公平だ。気候変動問題はまだ新しい問題であり、どんな対策が最も効果的なのかきちんと調べる必要がある」とコメントしている。
- 英サリー大学にあるthe Food Climate Research Networkによれば、イギリスの総CO2排出量の8%が食肉の消費に起因している。ただし、家畜が草を食べることが植物にとって有益な場合もあるほか、乳製品(=ベジタリアンも食べることが出来る)をつくるための乳牛の飼育も大量のメタンを発生させており、一概にベジタリアンが良いとも言えない。

ただ肉食をやめる、もしくは減らすだけではダメなのです。地産地消(文字通り、地域で育ったものをその地域で消費する、という考え方)や日常生活の他の分野の見直しも必要ということです。

記事によれば、提案は「1週間に1回のNoミートdayをつくろう!」ということのようです、政府にも働きかける予定もあるとか。

ベジタリアンをやっているとなかなか嫌な思いをしたりすることも結構ありますが、環境問題を理由の一つにベジになった者としては、こうゆう発言がマスコミに取り上げられることはすごくありがたいし、これをきっかけにベジになる人が増えると良いなと思っています。
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2008/09/07 21:14
環境対策まとめ - Hydro Connect Festival
connectが云々というより、このフェスを運営しているDF concertsが何をやっているか?と言った方が正しいかもしれません。DFは、イギリスでも屈指の人気を誇るT(in the park)のオーガナイザーでもあるので、Tでどんなことをやっているかも大体予測できそう。さらにRadioheadのGlasgow Green公演のプロモーターでもあるのでconnectと比較することで何がRadioheadの意思で何がそうでなかったかもだいたい分かりました。

基本情報>>
Hydro Connect Music Festival
開催日:8月29日(金)~31日(日)
場所:Inveraray Castle(スコットランド)
参加日:31日
見たバンド:Elbow, Sigur Ros他

ちなみに、BBCにconnectの特設ページがあります。雰囲気を知りたい方はこちらからどうぞ(動画はUK限定かも)。全然関係ないけど、フランツのアレックスがスコットランド人すぎて笑えました。後シガロスの写真は必見!!

ということで、余談はさておき、「続きを読む」からどうぞ。
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2008/09/06 09:22
日本公演もグリーンエネルギー+環境負荷比較
革新・最尖端のレディオヘッドは、エコでも最先端 - Barks News

最先端をいく(と外国人から思われているらしい)日本から、非常にありがたいニュースが入ってきました。Radioheadのツアーに関する、日本語による初めてのオフィシャル文章です。自分の記事に間違いがあっては困る!と急いで自分の記事と照らし合わせましたが、間違えたことは書いてなかったみたいです・・・ほっ。

記事によると、10月から始まるRadioheadの日本ツアーでは、使用される全ての電力がグリーンエネルギーでまかなわれるそうです。これには「グリーン電力証書システム」が使われ、会場で直接グリーンエネルギーを使用するわけではないですが、使用した場合と同等の価値が得られるそう(参照:Energy Green; wiki「グリーン電力証書」)。また記事には、Radioheadが過去英語で発表しているもののもう少し具体的な話が載っています。例えば、Live Nationが提供した堆肥化可能なビールカップがとうもろこし原料のものであることは、この記事で初めて知りました。

でも、何より私が気になったのは、記事にあった具体的な“数字”。海外の記事も含め、今回のツアーで具体的な数字とともにツアーでの取り組みについて紹介したものは読んだことがないので、この数字がとにかく非常にありがたい。

気になったので、手元にあるJulie's Bicycle(以下JB)の"First Step UK Music Industry"(参照:「英音楽業界温暖化効果ガス排出量2007年版 - Julie's Bicycle」)を参考に、グリーンエネルギーを購入することで削減されるCO2排出量と観客の移動によるそれとの比較をしてみました。計算方法がかなり強引なので正確性は正直なくチープな計算になってますが、目安にはなるかと思います。
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2008/09/06 09:22
Radiohead Japan tour - A statistic data
One statistic data has been made public in Barks News(the article is here; Japanese)

According to the article, Radiohead are going to buy Tradable Green Certificates in order to reduce environmental impacts for all gigs of the Japan tour in October. It is estimated that the band will consume electricity approximately 35000kWh in total during all the gigs. However, buying Tradable Green Certificates, the band is expected to contribute to reduce 14,721kg-CO2-relevant emissions.
Any other information is not available, however, I hope more details will come out soon.

If you can read Japanese, please also refer another my post, here.
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2008/09/06 00:02
exclusion of females from rock music
語学学校の今期の課題だったエッセイとプレゼンが今日無事に終了しました。

課題のトピックは自由だったので、「なぜ女性はロック産業からはじかれがちなのか?」について調べることにしました。理由は単純で、比較的書きやすくて参考文献が多く(←語学学校での成績を稼ぐため)且つ来年の修論に役立ちそうなテーマだったからです。内容は、ロックの男性優位性と音楽業界に女性が少ない理由を取り上げた後、ケーススタディとしてパンクブーム~ライオット・ガール(Riot Grrrl)をフェミニズム(feminism)の観点から考察する、というものでした。
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2008/09/05 08:05
今週の英音楽ニュース(4/09/2008)
日本でも話題になっているかもしれないこのニュースからどうぞ。

●The Nokia's Comes With Music関連ニュース
Nokia to launch 'Comes With Music' first in the United Kingdom - Nokia press release (2/9/2008)
Multimedia technology: Nokia buyers to get free music downloads - The Guardian (2/9/2008)
NOKIA TO LAUNCH COMES WITH MUSIC IN THE UK FIRST - CMU Daily (2/9/2008)
Nokia,1年間アクセス無制限の音楽配信サービス「Comes With Music」を英国で開始 - IT pro(3/9/2008)

携帯業界最大手のNokiaが、特定の機種を購入することで、1年間無制限且つ無料でデジタル・ミュージックをDLできるサービス「Comes With Music」を開始すると発表しました。1年間の契約を終えた後は、iTMSのように1曲単位で購入する形になるようですが、1年間でDLしたMP3ファイルは消されることなく引き続き聞くことが可能。DLしたファイルは携帯本体の他PCでも聞けるそうです。ワーナー、ソニーBMG、ユニバーサルと既に提携を結んでいて、iTMSで購入できる総楽曲数の1/4にあたる210万曲がDL可能になる予定だそうです。まずイギリスでスタートして、来年サービスをヨーロッパ全体に拡大させる予定とのこと。
どのようにしてレコード会社に楽曲使用料を支払うのか等の仕組みについては来月発表予定とのことでまだ分かりません。ただし、CMUの記事によれば、メジャーレーベルはアップル(iTMS)をつぶすためならどんな協力もいとわないらしいです。すごいな、メジャーは。
問題は、独自に音楽配信を行っているNokiaの提携会社との関係。Nokiaは携帯本体のみを販売する会社なので、例えば独自に音楽配信を行っているO2(こちらは電話サービスを販売する側の企業)はNokiaがComes With Musicを始めることで痛手を食らうことが予想されます。3日付でO2はコメントを出していますが、「Comes With Musicについては注視しているが、ともかく、我々は顧客の最大の利益のために提携会社と協力していく」とコメントしただけにとどまっています。

電話として使うには少し面倒なところもあるようなのですが、このニュースは個人的にインパクト大。ついに音楽業界も本格的に「水のような音楽」時代到来のようです(参照:「デジタル音楽の行方(amazon.co.jp」)。

クリスマス商戦に合わせて発売されるこの携帯、ちょっと欲しいとか思ってしまったけど、インディの曲が落とせないなら全然意味がない・・・。

デジタル配信に関してもう1つ。

EMI signs up to We7 - Music Week (2/9/2008)
「“We7”ってどっかで聞いたことあるなぁ」と思ったので少し調べましたが、こちらも完全無料で音楽配信をしているサイトのようです。Last.FMと同様にストリーミングを行っているサイトなのですが、Last.FMと違うのは、MP3ファイルの無料DLが可能であること。DLしたファイルをパソコンに保存してiTunesなどで聞くことも可能だそうです。つまり、上記のComes With Musicと同じサービス内容です。但し、ストリーミングの場合は良いのですが、パソコンに落として聞く場合はCM音声がついてくるそうです。ミュージックファイルがDL出来ない寮に居て試せないので何とも言えないのですが、例えばアルバム単位でDLした場合は、毎曲始まる直前にCMが入ったりするのでしょうか?そんなことになったらアルバム通して楽しもうなんて不可能じゃないでしょうか・・・。それから、We7はEMIとの提携に成功したけど、ユニバーサルとはまだ提携してないようです。

eMusic chief criticises net download deal - The Financial Time (3/9/2008)
最後に少しだけ。以前紹介した、MP3ファイルの違法DLを監視するシステム(参照:「MP3ファイルの違法DLを監視(英国)」)の続報。この監視によって、合法で行われている音楽配信の既存サイトの顧客が脅威にさらされているという記事です。手っ取り早い話が「合法サイトまで監視しないでくれよ」ということのようです。確かに、これは大げさ過ぎる話ですが、amazonで買い物して「違法DLをしてますね?」なんて警告文が来たらショックです・・・。
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2008/09/04 01:13
Cake - バンドのスタジオにソーラーパネル設置
Cake Gets Solar Powered - Green Base

日本でもファンが多いはずのCake。ただ今6枚目のオリジナルアルバムをバンドのスタジオ“Big Tomato”で制作中のようですが、そのスタジオにこの度ソーラーパネルが設置され、スタジオで使用される電力の100%を太陽光発電でまかなっていることを発表したそうです。

詳しくは、Cakeのオフィシャル・サイト内「Cake solar」をご覧ください。アメリカは晴れてて良いなぁとうっかり思ってしまうような写真も載っています。おそらくイギリスで1番エコと思われるロンドンのThe Premises, Studio Aもソーラーパネルで動いているのですが、曇ってばかりのイギリスで本当に必要な太陽光線が得られるのかはなはだ疑問。イギリスもグリーン電力をつくってるところはありますが、どうも地理的にイギリスはグリーン電力をつくるのに向かない気がしてしまう・・・。

同じオフィシャル・サイト内では、9月からのツアーに備えて、ファンに対してカープーリングを推し進めるためにシェア募集用掲示板を設置しています。ボチボチ稼働しているようです。


ちなみに、Green Baseは、コンサート情報を取り扱っているアメリカのJamBaseという団体(おそらく企業)のブログで、音楽と環境問題について結構色々情報が載っています。

載せようと思いつつ後回しにしている記事がこのGreen Baseにあるのですが、いつ載せるか分からないのでいちおリンクだけ貼っておきます。the Green Festiva Awardsの選考方法についての記事です。Connect行った時にWWFのスタッフさんとこのアワードの話になったのですが、選考方法を見ると、あまりパッとしないアワードだなぁと思ったりしてしまいます・・・。

Green Festival Awards Announced - Green Base
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2008/09/03 07:42
ColdplayとEMIの契約は?
コールドプレイ、やはり2009年さらなる新作をリリース - Barks News(1/9/2008)


6月に「Viva La Vida Or Death And All His Friends」をリリースしたばかりのColdplayが、2009年末にはもう1枚アルバムをリリースしたい意向であることが明らかになったそう。記事にある「噂」というのは、以下の記事を参照。


COLDPLAYが既にアルバム1枚分の曲を作り終えていると〈THE SUN〉紙が報じる
- Bounce.com(22/8/2008)

で、「あれ?」と思うわけですよ。これはおかしい、と。私がそのThe Sunの報道を知ったのは、日本のwebsiteではなくてイギリスのwebsiteだったのですが、イギリスのメディアの報道の仕方はこれです。

Coldplay to rush release contract obligations - CMU Daily(22/8/2008)

You may have seen the news in The Sun that Coldplay are planning on releasing two more albums within the year so that they can speedily end their contractual commitments to EMI and have nothing more to do with that evil Guy Hands fella.
(あなたは既にその報道を知っているかもしれないが、The Sun(イギリスのタブロイド紙)によれば、コールドプレイが年内にもう2枚アルバムをリリースする予定があり、その理由は、EMIとの契約を即座に終わらせて関係を断ち切りたいからだそうだ。)


Coldplayは、何でもアルバム6枚でEMIと契約を結んでいるそうで、Viva la~セッションでつくった新曲でもう1枚新譜をつくって、その後コンピレーション(多分ベスト盤)を出せば契約終了。そうすればもう1度契約交渉が出来るし、もしくはレーベルを離れて自分たちでバンドをマネージメントするのもアリだ、と。ゴシップ紙The Sunはそんな報道をしたそうです。

バンドの本当の意向はどうであれ、日本の報道とイギリスのそれではファンの受け止め方が全く変わってきます。どの分野でも、国や人によって切り取り方が違うのは理解しているつもりですが、日本のメディアはEMIとの契約の話をすっ飛ばす必要はあったのかなぁと正直思います。ファンにとっては結構知りたいネタではないでしょうか、契約関係は。少なくとも、大のColdplayファンを自称する自分は、今の音楽業界の背景も考えても、この手のニュースは是非知っておきたい話ですが。
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2008/09/02 07:48
Hydro Connect Music Festival (31/8/2008)
sign.jpg
グラスゴーからシャトルバスで1時間半、Inveraray Castleで開かれたhydro Connect Music Festivalに行って来ました。

が、やっぱり雨だったので、足下はこんな感じ。
1.jpg
これはまだ良い方。土が液体になってるところのもかなり多く、さながら田んぼに突入した気分でした。だからでしょう、お客さんのおそらく9割近くは長靴装備。私はアイルランド旅行中バーゲンだったのでうっかり買ってしまったゴアのトレッキングシューズでしたが、こいつがよく頑張ってくれました。数え切れないほど水のような泥に陥没したのに、ほとんど浸水なし!(涙)普段から、週に何度も出動して雨の日の足下を助けてくれる優秀なゴア靴です。感謝せねば。

さて、肝心のフェス自体の話になるのですが、正直かなりがっかりな結果でした。T(in the Park)と同じプロモーター(DF Concerts)が運営しているのですが、「Tだけにすれば?」と正直言いたくなるような手抜き具合。朝霧より狭いかもしれぬ程の小さな会場なのに、何もオーガナイズされてない。あげるときりがない位配慮が足らなすぎ。特に目についたものを環境問題関係以外でいくつかあげます。

1) 雰囲気づくりがほとんどされてない。ステージとフードコートとバー・テントがあるだけ。メンツが面白くないサマソニに来たような気分です。
2) お客さんもかなり少なくて、4つもあるステージが埋まるはずもない。しかも、それ以外にバー兼DJブースorミニ・コンサートみたいな場所が5カ所くらいあって、さらに人が分散する結果に。
3) タイムテーブルはパンフレットとセットで売られており(8ポンド、1600円)これを購入する以外タイムテーブルを知る手段なし。語学学校のスタッフに「イギリスのフェスの場合、タイムテーブルは当日まで発表されない。タイムテーブルは入場口で配られる」みたいなことを聞いていたのですが、他のUKのフェスではどうなのか気になります。
4) インフォメーション・オフィスみたいなところがない。

で、これらの影響を会場入った時点でもろに受けました。まず、タイムテーブルももらえず地図もなく、どこに何があるのか全く分からなくて(トップの写真のような立て看板は2カ所しかない上にわかりにくい)、ステージがあっても何ステージなのかさっぱり分からない。とりあえず物販を見つけたので近寄ってみたら、タイムテーブルを発見。「パンフなんていらない・・・」と思いつつ泣く泣く購入したら、今度はQuiet Villageがwebsiteに載っていた順番と出演順が全然違って、この時既に彼らのライブは終わった後でした。

もう1つ、タイムテーブルを見て愕然としたこと。これはうすうす気づいていたのですが、シャトルバスを予約した時点で1番遅い出発だったバスを予約した(23時発)のですが、これだとフランツの途中で帰らなければならないことが判明。予約時に「これが全体でも1番遅いバス」と聞いていたので、シャトルバスのスタッフに確認を取ろうと思って場外に出ようと思ったら、1日券の人はリストバンドがないため再入場不可と言われ、会場にインフォメーション・オフィスもなく、結局バス会社に電話して確認。結果、終バスは自分のバスより1時間半も後であることが判明。苦情つけようかと思ったけど面倒なので諦め、最終的にはフランツを3曲見たところで帰りました。新曲聞けなくて残念ですが、フランツに関しては、彼らをスコットランドで聞けたという事実だけで結構満足。アレックスが妙に歌がうまい上にボーカル崩しすぎてるし、雰囲気も1stや2ndの曲にはちょっと合わない感じだったので、意外とすんなりあきらめがつきました。

・・・と、会場に入ってすぐこんなごたごたがあり、テンション激下がり。あまり良いバンドもいないし雨だし一人だしやることもないので、とりあえずElbowは見て、後は会場を転々としながらだらだらと飲み食い。しかも、どうしてフェスになるとチップスとかアイスとかどうでも良いものばかり食べてしまうのかと・・・。最悪。

気合いを入れ直して、シガロスのためにメインステージへ移動。が、その前に噂の生牡蠣を1つだけ購入。日本の牡蠣とは種類が違って、小降りで平たい身が特徴です。
oyster.jpg
これが生臭くないしものすごく脂がのってておいしい!父方の田舎が牡蠣で有名な町でよく食べていたので、少しは舌が肥えてる自信がありますが、正直この牡蠣の方がおいしかったです。小さい頃牡蠣を食べすぎて気持ち悪くなって以来ほとんど生牡蠣は食べてなかったし、もう食べることもないでしょうが、今回は良い思い出になりました。

そして、今回のお目当てだったSigur Rosへ。
before_sigur_ros.jpg
シガロスのライブ前の写真。これがメインステージです。

シガロスは定刻に始まって、5分押しで終了。1時間20分のセットでしたが、それはもう素晴らしく、夢の中にいるようでした。セットリストが1曲除いて新譜とTakk...からの選曲だったせいか、全体的に生命力に充ち満ちたステージ。メンバーの衣装や演出も含めて、まるでおもちゃの世界に入り込んだかのようなステージだったのですが、対照的に、ヨンシーが、弓が壊れるまでギターにたたきつけたりとかアコギの弦がぶちぎれたりとか、ものすごく破壊的な面も。シガロスは3回目のライブでしたが、こんな姿は初めてだったのでビックリしました。でも、多分今回が1番良かったと思う。昼間の嫌なあれこれを全て吹っ飛ばしてくれる最高のステージでした。
10月に日本ツアーがあるようなので、行く人はお楽しみに!

最後に、The Sunday Heraldのレポがオフィシャルにリンクされてたので貼っておきます。各バンドのレポです。帰り際に聞いたDuffy、歌めっちゃうまかったのにやっぱり人少なかったのですね・・・残念。

Live coverage of Hydro Connect Festival Inveraray - The Sunday Herald

時間があれば環境問題編も書きます。
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プロフィール

anno69(@yano)

  • Author:anno69(@yano)
  • イギリスの音楽産業、特にデジタル・ミュージックと音楽産業における環境問題対策に関するブログ。スコットランド大学院留学記も。
    管理人は、スコットランドのグラスゴー大学大学院ポピュラー音楽学コースを修了し、帰国。音楽好きの普通の会社員をしています。お問い合わせは cielo0818_ls [at] hotmail.com までお気軽にどうぞ。
    A blog dedicated to topics of the UK music market in particular digital music, copyright and environmentalism in pop music.

    ●Twitter:http://twitter.com/anno69
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