イギリスの音楽産業について考えるブログ
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2008/11/29 09:59
日本人らしいロック
今日1日、英語で読みまくって喋りまくった結果、あまり日本語で書く気分がしないので、英語で書きます。見直しもあまりせず投稿。テーマは、昨日のプレゼンで発表した、ポピュラー音楽に見られる日本人らしさについて。日本語バージョンも出来れば書きます。

I had a presentation last night which was about Japaneseness in popular music. I had been really struggling it because "Japaneseness" is such a abstract concept. Because the presentation was associated with the lecture on the relationship between Britpop and national identity, I read a lot of books and watched a couple documentaries on BBC about it as preparing my presentation. Through the process, I gradually realised how the academic study of popular music ignores non-Western music and people. Common sense in the UK is NOT common in Japan. Well, for instance, some authors claimed that "Englishness was represented by obvious English accent in Britpop". However, the claim is understood only by the British, Americans and some of English native speakers. How can the Japanese distinguish cockney accent from South English accent? The same thing can be said to Asian people. I don't think that many British people figure out the differences between Japanese and Chinese languages.

Another example I picked up in the presentation was in the article written by Hosokawa. His perspectives would be really understandable for the Japanese. His argument was based on a Japanese charactaristic, dexterity, say "the Japanese are others (non-Western people), but they can be the imagined others (the Japanese image which foreigners expect)" because of rootlessness (modernisation in the Meiji period seems to affect the characteristic significantly). In other words, the Japanese can occidentalise themselves as orientalise as well. It seems like that Japaneseness is very sophisticated and complicated. Indeed, it hardly can be seen in the music itself.

In the end of my presentation, I a bit argued about the division of Japanese music scene between Ho-gaku and Yo-gaku. In particular, I focused on the music press. I pointed out how Rockin' on Japan tries to eliminate Western influences from Japanese rock music, which was really weird because rock cannot abandon its Western origin. I'm still not sure if the interpretation was acceptable for the other Japanese. But, at least, it wouldn't be wrong perhaps.

To sum up, my assumption was, as a lead academic of popular music studies Frith said, that these differences can be understood by people who have similar interests, similar experience and who are in a certain group: thus, there is no universal concept of Japaneseness. Although nationality may be important, I guess we shouldn't be stuck in it. Otherwise I couldn't explain enough whether or not non-Japanese people, who love Japanese culture or understand language, can find out any Japaneseness in Japanese popular music. Yet, I'm not quite sure if this assumption is acceptable. Indeed, I'm really worried about feedback which I'll get on next Monday.

By the way, one thing I particularly enjoyed in the presentation was a sort of experiment. I played 4 songs which were 2 Japanese rock music and 2 UK counterparts. I only played intro for each, then asked my classmates if they could distinguish 2 Japanese songs from the others. They anwered like "the 3rd song is definitely the UK song"or "I think the first 2 are Japanese songs and the other 2 are UK". But the answer was this:
1. Together - Suede
2. Jesus - Primal Scream
3. Four Seasons - The Yellow Monkey
4. Niji (Rainbow) - Quruli
If they listened melodies of these songs, then might find any differences between Japanese and UK songs. But, anyway, this cheesy experiment shows how musicological approach to national identity is somehow problematic. When I got my classmates' guesses, I was sort of jumping up in my mind (you may notice why I was). However, in other words, my excitement implied the ingrained thought which is that Japanese rock is always inferior to UK rock. It was rubbish anyway
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2008/11/27 00:23
バンドとファンの絆 (Muse編)
本国イギリスでは熱狂的なファンが多いことでも知られているMuseが、また面白いことをやっているので紹介します。「また」と書いた理由は、つまり今までも変なことを色々やってきたということです。今回のは以前のと比べると大したことはないのですが、過去の諸々は後ほど説明します。

概略:
11月7日、オフィシャルサイトにて、ファンからの質問にバンドが直接回答する企画が発表されました。質問は、オフィシャルサイトに登録しているファンが、直接メッセージボードに質問を投稿出来るようになっていて、それらの質問を今度は同じメッセージボードで人気投票。上位30項目の質問に対し、21日から回答編のスレッドにバンドが順次回答していくシステムになっています。現時点でざっと見て7割くらいは回答済み。閲覧のみであればメンバー登録していなくても読めますので、こちらからどうぞ。

回答は、ファンならかなり楽しめると思います。Q30の「グラストの『Time is runnning out』のカニ歩き(注:youtubeで是非!(URL)2:35からどうぞ)は、用意されていたものなの?それともとっさに出てきたもの?」という質問とか、ツボです。回答を知りたい方は自分で読み行ってください(←不親切)。マイケル・ジャクソンのつもりらしいです。

ちなみに、Barks Newsにあった「ミューズ、新作で自らオーケストラをアレンジ」(26/11/2008)というニュースについて、記事では元ネタがGigwiseの「Muse Planning Three-Part Symphony On New Album」(25/11/2008)になっていますが、本当のソースは、この質問企画のQ23のようです。報道ももはや伝言ゲームみたいになってます。話がねじ曲がらなければそれで良いですが。

さて、Museファンが熱狂的な理由の1つは、間違いなくバンドがファンを上手く惹きつける戦略を練っているからだと思っています。ということで、Museがオフィシャルサイトを通じてやってきた過去のおもしろ企画、最近のしか知りませんが、例えば次のような感じ。
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2008/11/26 01:00
"Is it too late?"
One Shot Left - Monbiot.com (25/11/2008)

The Killersのアルバムがデイリーチャートでガンズに勝ったというニュース(こちらを参照)以外、なんだかイライラする出来事しか起こらない今日。とどめを刺すように、Monbiot.comの最新記事は、「最新の科学調査が、急速な気候変動を防ぐことはカーボン・ゼロ社会をつくることを意味する」という小見出しでスタート。何で今日に限ってこう明るいニュースがないのかと。

ということで、ジャーナリスト(且つ環境活動家)のGeorge Monbiot氏が、25日にガーディアンに寄稿した記事を少しだけ。

記事によると、リサーチ団体the Public Interest Research Centreの最新の調査結果は、1年前にIPCC(気候変動に関する政府間パネル)によって発表された気候変動の"予測"をまるまる1世紀早めたかのような内容になっているとのこと。IPCCが「今世紀末には、晩夏において北極の氷河が全て消える現象が確認できる可能性がある」としているのに対し、PIRCのレポートは、それが「3~7年以内」となっているとのこと。北極の永久凍土には、地球を覆う大気圏に含まれる2倍の炭素が眠っているため、仮にこの永久凍土が溶けた場合、メタンガスが大量に放出され、悲劇的な被害を被ることが見込まれています。

記事自体はオバマ次期米大統領の気候変動対策案について、一定の評価をしつつも問題点を指摘する内容になっています。「予測より早く温暖化が進んでいる」というレポートが次から次へとリリースされている中で、オバマ氏が先週のスピーチで触れたEarth Summitの話は1992年のこと。97年の京都議定書ですら既に古い情報と鳴りつつある今、それらを元に温暖化対策を練るのは適切ではないと指摘しています。

また、the Tyndall Centre for Climate Change Researchが発表したリサーチでは、今すぐにラフな形でも、”気温2度上昇”を防ぐためのアクションをとれば、2015年頃をピークに温室効果ガス排出量は減り、2050年頃にはカーボン・ゼロ社会を築ける可能性があるとしているそう。このレポートでは、年間の排出量の1%強の削減は、世界的経済不況と連動しているともしているそう。ただし、この"2度上昇"をより確実に防ぐために削減しなければならない温室効果ガス排出量は年間8%。これに対し、オバマ氏や英首相ブラウン氏(とその他多くのNGOs)が提案している「2050年までに80%のCO2削減」をベースにすると、年間の削減量は2%。「Is this acceptable?」というMonbiot氏のメッセージ、「No!」と言いたいけど、8%って果てしなすぎる・・・。

こんなニュースもあったので、リンク貼ります。
Climate law 'could cost billions' -BBC news (25/11/2008)
イギリスで間もなく法律となる予定のthe Climate Change Billに乗っ取って活動すると、収入より出費の方が多くなるという試算が発表されたそうです。政府はいちお前向きにやっていこうという姿勢ではあるようですが、どうなることやら。
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2008/11/24 18:55
Take it away
去年の7月より、イングランドのアートカウンシル(文化庁)が「Take it away」というスキームを行っている・・・ということを今日初めて知りました。これは、若者の楽器演奏機会や演奏の教育機会を増やすことを目的としており、あらゆる楽器の購入費用として最高2000ポンドの無利子ローンを受けられるとのこと。返還期間は9ヶ月間。対象者は18歳以上のイギリス在住者になっているので、スコットランド在住者がイングランドに行けばOKなのか?・・・なんてことはないか。イングランドといいスコットランドといい、音楽に限らず若者への経済的支援は結構盛んであるような気がします。それがニートの増加に繋がっているとも言えるのですが・・・。

ウェブサイトには宣伝用のビデオがいくつかアップされていて、オアシスのノエルのビデオ(俺もピアノが弾けたらなぁ、とか言ってます)もありますが、ノエルにならんで、なんと、おそらく日本で私が1番のファンと勝手に豪語しているBlackbudのAdamのビデオが!知ってる映像&写真も多いけど、新曲らしきBGMといい、初めて見たグラストのNew Band Stageの写真といい、ファンにはかなりおいしい。ちなみに、Blackbudというのは、ブリストル出身の3人組。グラストの新人バンド大会(?)で、The Subwaysとともに弱冠16歳で優勝。オーガナイザーであるEavis氏もお気に入り。渋いのとかメランコリー系が好きな方は彼らのMyspaceに是非どうぞ。嬉しかったので、ちょっと宣伝。
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2008/11/24 08:09
Shared Planet 2008
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昨日22日、バーミンガム大学で開催されたShared Planet 2008に参加しました。このイベントは、国内63の大学に支部を持つ英国最大の学生ネットワークで、貧困、人権、環境問題などのキャンペーンを行っているPeople & Planetが主催するコンフェレンス。この団体のことをたまたま図書館の掲示板で知った私は、2週間ほど前にひとまず見学のつもりでミーティングに参加したのですが、何故かその日のうちに仕事を割り当てられ、次の日にはメンバー登録されていたという・・・。で、誘われるがままにこのコンフェレンスに参加。弱小なグラスゴー大のP&Pからは私含め2人のみだった上に、スケジュールが違ったのでほとんど1人でした・・・うう。

バーミンガムは初めて行きましたが、city centreはゴーストタウンのような雰囲気だし、ネオンだらけの歌舞伎町みたいな中華街がどーんとあり、ここはイギリスか!?と思うほど寂れていました。自分はグラスゴーで良かったと心底思った日は昨日が初めてだったかも。ちなみに、イギリスで1番大きい街はロンドン、2位がバーミンガムで3位がグラスゴーです。写真はバーミンガム大学の時計台。

コンフェレンスの感想(超長文)は、「続きを読む」からどうぞ。
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2008/11/22 05:49
アーティスト、マネージャー、そしてファンとの絆
このニュースには正直飛び上がりました。興奮!

Radiohead manager to tell all at Midem - Music Week (21/11/2008)

来年1月17~18日にフランス・カンヌで開催予定のフォーラムMidemNetで、Radioheadの共同マネージャーBrian Message氏がKey Note Speechを行う予定で、話題を呼んだ「In Rainbows」の価格設定自由方式に関して言及する可能性があるようです。このスピーチでは、ファン、マネージャー、そしてファンの絆がいかに利益を生むか、またアーティスト・ビジネスはどうあるべきかが話される予定。「In Rainbows」がその3者の絆でRadiohead史上最大の利益を上げた件と関連したトピックになっているため、そのスピーチ内容が注目されます(参照:「Pay-what-you-want」実験の結果が明らかに)。ただ、記事のタイトルは「tell all(全て教える)」になってますが、MIDEMのサイトでは同じく彼がマネージャーを務めるケイト・ナッシュの写真もあるし、「all」というのはちょっと言いすぎでは?と思います。

ちなみに、MIDEMという団体は、音楽に関するありとあらゆるセクターをまとめている国際コミュニティだそうで、日本を含めたアジア各国も過去の参加国に含まれており、見た限りかなり大きな団体です。初めて聞きました。

それ以外にも、このフォーラムでは、Nokiaの副社長Tero Ojanperä氏が、初の携帯による音楽購読サービス「Comes With Music」のビジネスモデルについてスピーチする予定だそうで、こちらも注目。このサービスに関しては過去に投稿したこちらこちらの記事を参照ください。そのComes With Musicについてはこんなニュースも。

Comes With Music lacking Arctic Monkeys, Franz Ferdinand, Oasis… - Music Ally (15/10/2008)
メジャーレーベルとの合意に奮闘していた同サービスですが、オアシスは今のところ全アルバム購読不可。インディレーベルDominoからリリースしているアクモンとフランツも不可ということで、記事は「サービスを始めたばかりで、今後数週間中に購読可能なカタログは増えるだろうが、これらのアーティストの音源が聞けないのは大きな穴」と表現しています。元々、同サービスは地元バンドの音楽配信に特に力を入れているそうですが、とはいえ、4メジャー全てや大手インディレーベルとサービスの合意に至った割に、ファンが望んでいるような大物が抜けているというのはなかなか痛い。ちなみに、RadioheadはEMIリリースモノはOKで、「In Rainbows」は現時点では購読不可。なるほど。

ともかく、来年1月を楽しみです。

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そして私は、これからバーミンガムに向けて出発です。またしても0泊3日の強行スケジュール。今回は旅行ではなくこちらのイベントに参加予定。トピックがかなり面白いので楽しみです。
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2008/11/21 06:37
今週の英音楽ニュース(20/11/2008)
iTunes under attack by MusicTank - Music Week(19/11/2008)
ウェストミンスター大学が運営している音楽産業に関わるシンクタンク(多分)のMusicTankがthe Coalition of The BillingPeterというイベントを開催。デジタル配信についてのディスカッション(
Let’s Sell Recorded Music! Part 3: 'Coalition Of The Billing')において、 同団体のPeter Jenner氏が「iTunesはアルバムを曲単位で購入できるようにさせた点でレコード業界に悲劇的なインパクトを与えた」と発言したとのことです。インディー大手Beggars Groupデジタル部門のディレクター・Simon Wheeler氏も、「著作権者の権力を奪っている。値段も、お好みで曲を選ぶための設定になっている」とiTunesを批判。さらに、スピーカー達は著作権フリーの音楽配信に消極的な姿勢を示し、同氏は「宣伝付きの無料DLなんて、人間の想像の産物だ」とこちらについても批判しています。

Promoters and venues to foot the bills for police costs? - NME.com (18/11/2008)
あまり信頼おけるwebに記事がなかったので、泣く泣くNMEの記事を貼り付けます。
The Association Of Chief Police Officers (英国の警察関係の組織。多分)は、コンサート会場の警察の見回りを、現在会場内のみ行っているのを、会場外まで広げたい意向だそうです。これによるコストをまかなうために、チケット代値上がりも予想されるとか。NMEにある音楽業界側の反応は「えー?サッカーと違って、音楽好きにそんな悪い人はいないし、コンサート後のいちゃもん話も聞いたことないよ~」という感じですが、どんだけ平和なコンサートに行ってるんだ君たちは、と思わず突っ込みたくなります。日本ほど平和ではないだろ、イギリスは。でも、これはちょっと行きすぎかなとは私も思います。ちなみに、イギリスでは90年代初頭のレイブ・ブーム期に、野外レイブは危険であるとして、許可を得ずにレイブを行うことを禁止した法律が出来ました。それと同じ流れで、音楽好きが集まってなんかデモでもやりはじめるかもしれない、という解釈で警備員を増やしたいんでしょう。でも、正直会場の外じゃなくて、クラブでドラッグとかやってる人を先に取り締まった方が良いのではないかと。

Turning Japanese: London calling - The Guardian(19/11/2008)
今週もガーディアンのTurning Japanシリーズから、先日行われたBritish Anthemsにちなんでイギリスの文化政策のお話。British Anthemsが始まるまでのいきさつなどが語られた後、記事は、イベントがイギリスの新人バンドが日本で活躍するための登竜門になっていると紹介。このイベントには英大使館と大使館の貿易・対英投資部が関わっているのですが、彼らが外交手段としてどれほど音楽を重要視しているかが記事を読むと分かります。例えばこの日出演したBridgeは、ロンドン市から宿泊費以外の全ての来日費用をまかなってもらっており、日本ではライブ出演の他、日本のレコード会社との契約を得れるよう大使館側がレーベルや音楽出版社とのミーティングをセッティングしてくれたりしているそう。ものすごい好待遇です。

イギリス大使館は、「イギリス=ロックの国」という面を全面に押し出してアピール活動を続けていて、例えば一昨年の英国留学フェアではクロビーのどなたか(誰が来たか忘れた)とライターの妹沢さんの対談があり(聞けなかったけど)、去年末に参加したブリティッシュ・カウンシル(英国公的機関)のクリスマス・パーティでは、HMVの協力の下、カラオケを英語で歌ったらAnthemsのコンピCDをくれるキャンペーンをやったりしていました(←マライア・キャリーを友達と熱唱)。特に日英国交樹立(?)150周年の今年は、UK-Japan 2008というサイトももうけて、どーんと文化輸出に精を出しています。フジやサマソニもこのキャンペーンの一環だったことは皆さんご存じかと思います。Bridgeも、実はこのキャンペーンの一環である、British Music2008の参加者のようです。マイスペもあるので、グラスゴーのバンドは・・・と探していたら、下から2番目にクラスメイトがマネージャーを務めるバンドがあるではないか!なんだこれは!そんな話は一言も聞いていない!今日そのクラスメイトに聞いてみたら、「いちお参加してるけど説明読んでもよくわかんない」と言ってました・・・大丈夫なのかこれは。
ちなみにバンドはスコットランド首都のエディンバラ発ですが、音はもろグラスゴーサウンド(そしてライブのMCも半端ないグラスゴー訛り)ですので、興味のある方は是非。

イギリスはお金があって良いなぁ。アイルランドのインディーもポップスも良いアーティストいっぱいいるのに、アイルランドでしか売れないし日本の大使館はのんびりしてるから全然・・・うーん。アイルランドも、イギリスのブリカンと同じようにCulture Irelandという政府機関が海外での広報活動を担当してるんですけど、ポピュラー音楽に関しては何故か国内アーティストの育成ばかりにお金が・・・。
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2008/11/19 00:59
IODA、日本登場
米大手のデジタル・ディストリビューター『IODA(アイオダ)』と相互音源供給契約締結! ~バウンディ、巨大ディストリビューターへ~ - BounDEE,inc ニュース(17/11/2008)

イギリスの音楽関連のwebで日本の名前が出てくることはほとんどないのですが、「IODA」と「JAPAN」という文字が出てきたので思わず「なんだこりゃ?」となったニュース。

タイトルの通り、IODAとBounDEEという日本の音楽配信事業も行っている会社が提携し、お互いの音源を日米で配信し合うという契約を締結したそうです。早速今日からBounDEEでは「We are the world」が配信されています。英語版で見つけた内容が全部BounDEE発表のニュースに書いてあるので、詳しくは上記リンクの記事をご覧ください。Digital Music Newsからメールで配信されたニュースによれば、日本で配信される音楽の91%が携帯で消費されているそうです。91%って!!・・・と思ったけど、これは着うたなんかがきっと含まれているのでしょう。そう考えると、着うたって音楽配信の一環になるということですよね。私が日本で使っていた携帯は古かったので着うたをDLしたことはないのですが、これといわゆる音楽を聞くために携帯に音楽をDLするのって違うんでしょうか?・・・と思って日本レコード協会のこちらの調査結果をぱらぱらっと読んでみたのですが、認識としては着うたとネット配信は別のようです。でも両方ともいちお「配信」に含まれるというのがアメリカサイドのカウントの仕方ということでしょうか・・・。今度調べてみます。
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2008/11/17 19:51
フォーク・リバイバル?
Fleet Foxes' coup signals folk revival - The Guardian(17/11/2008)

シアトル出身で今年デビューしたばかりの新人Fleet FoxesがUncut Music Awardsを受賞。彼らの大躍進を、AC/DCやガンズのハードロック勢の復活のもう1つの流れとして「フォーク・リバイバル」と紹介しています。Fleet Foxesを聞いたことのない方は彼らのMyspaceで試聴ください。彼ら、こちらでは超人気らしい。「らしい」とつけたのは、私もこちらの日本人の方に「日本では無名だけどイギリスでは超人気だよ」と言われただけなので。でも、確かにグラスゴー最大のCD屋さんFoppでは、私がこちらにきてからずーっと彼らのCDがディスプレイされています。

記事は、フォーク・リバイバルの理由を、次のように説明しています。

The phenomenon may be down to the cyclical nature of music. Last year, the winners of the Mercury Music Prize, the Klaxons, brought the dance sub-genre new-rave to the public's attention, and the previous year belonged to realist pop and rock stars such as Lily Allen and the Arctic Monkeys.
(この現象は、音楽が本来的に持っているサイクルに由来しているのではないだろうか。去年Mercury Music Prizeを受賞したクラクソンズは、ニューレイブブームを大衆に知らしめ、その前年は現実主義者であるリリー・アレンやアークティック・モンキーズが時代をさらっていた。)


今年のフォーク・リバイバルは、ニューレイブの行きすぎ感の反動という感じでしょうか。記事は、「経済危機の渦中にいる大衆が今必要としているのは、まさにフォーク・ミュージックのような音楽なのだろう」と結んでいます。これは、米同時多発テロの頃にデビューしたノラ・ジョーンズへの評価と被りますね。

こちらに来てから売れてる音楽には全く疎くなってしまったのですが、確かに、CD屋さんで並んでるアルバムとか、今年聞いた「イギリスで売れてるらしい」アルバムのことを考えると、フォーキーだったり、温かい手触りのアルバムが多かった気がします。Mercury Music Prizeのノミニーなんか、まさにそんな感じ。名前忘れましたが、白髪のおじいさんのやってるもろブルースみたいなアーティストがこちらではかなり売れていたようですし(NMEなんかには載ってなかっただろうかとは思いますが)、自分の好きなメランコリー系のバンドも、何故か今年はこぞってメジャー調のナンバーを揃えてきていました(Coldplay、シガロス、去年末だけどRadiohead等々)。後、Alphabeatとかグラスヴェガスとか、一昔前のオーソドックスな感じのバンドなんかは、まさにサイクルの中の1つかなぁと個人的に思って見ていました。

音楽事情全然詳しくないのでこうゆう記事を書くのは気が引けるのですが、多分Fleet Foxesは日本では無名だと思うので、書いてみても面白いかなと思い。でも、音楽事情はやっぱり知っておいた方が良いですね。せっかくリアルタイムでイギリスにいるわけだし。もう渡英して半年になりますが、遅いと言われようと、今から頑張ります。
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2008/11/15 19:27
日本のテレビ
留学する上で、日本にいないが故に悔しいことの第1位がフジロックだとしたら、第2位はフィギュアスケートが見られないこと。大の浅田真央ファンで、暇さえあればyoutubeで過去の演技なんかを2時間も3時間も見ている超ミーハー。イギリスは全くフィギュアとは無縁の国なので、テレビ中継ももちろんなし。youtubeで何とかなるだろうと思ってはいたのですが、なんと、日本の地上波放送が生で見られるネットチャンネルがあることを発見!それが、KeyholeTV。"総務省の「次世代P2P型コンテンツ流通高度化技術に関する研究開発」によって開発されたP2Pテレビを受信する為のアプリケーション"(wikiより)だそうです。

今日のSPの結果はもうネットで見てyoutubeでも見てしまったのですが、日本人の熱血解説が好きなので(特に伊藤みどりさんのが好き)、今テレ朝の放送をまさにKeyholeTVで視聴しています。
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ウォーミングアップ中の真央ちゃん(涙)!

半年ぶりの日本のTVです。すごいなぁ。これでNHKのニュースも見られるのかぁ(←ニュースはNHK派)。あ!後、年越し番組も見られるのか!ガキ使の笑ってはいけないシリーズ!見たいと思ってたんだ!わわわー!何でも出来るなぁ、このご時世。でも、フィギュアとガキ使以外で見る予定はないかな。日本語を読むだけならともかく、聞く回数まで増えると英語に慣れた耳がダメになる気がするし、テレビがなくてもasahi.comとか行けばニュースは読めるし。

関係ないけど、今やってる小塚選手のSPの曲はAJICOがライブでカバーした曲だ(そしてそれサークルでコピーした)。この曲好き。明日のFPも中継見ます!真央ちゃん頑張れー!
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2008/11/14 19:43
今週の英音楽ニュース(14/11/2008)
今回は、ちょっと軽めの内容。最後の1つはほっこりネタ。

LIVE NATION'S ARTIST WEBSITE COMPANY TO SELL MAJOR LABEL MP3S - CMU Daily(12/11/2008)
米企業のMusictodayが、EMI、ソニー、ユニバーサルのメジャー3レーベルがカタログのライセンスを得たようです。Musictodayは、米最大手の音楽総合企業(とでも言えばいいのか・・・?)であるLive Nationに所属するアーティストのグッズやウェブ運営を手がける企業。これらのアーティストは、今後、ウェブサイトを通じて“アーティスト ― ファン”間で直接MP3を、しかもDRM-freeのものが販売できるようになるとか。MusictodayのChas Patrizia氏曰く「もうiTMSに行く必要はない。アーティストのウェブで直接買うことが出来るんだ」とのこと。ちなみにLive Nationに所属しているアーティストの例としては、マドンナ、U2、Jay-Z、エミネム、ローリングストーンズなどがあげられます。うーん。

*以下2つは、The Guardianの日本の音楽シーンを紹介するシリーズ「Turning Japan」より。
The sound of distant tundra - The Guardian(4/11/2008)
写真はシガロスですが、中身はアイスランド・シンフォニック・オーケストラの来日公演中止について。アイスランドの経済破綻により、4つのスポンサー企業が破綻、その他諸々要因があり来日費用が工面できなくなったことが理由だそうです。来日公演中心の最終的な決断をしたのは日本側のようですが、「来日公演に向けてともに動いてくれた日本人には感謝している」とのこと。このオーケストラは、来日公演がキャンセルになった代わりに、首都レイキャビクで家族や友人などとの連帯感を示す意味でフリーコンサートを行ったそうで、記事は「(おそらくアイスランド人の)楽観的な気質のシンボル」と表現しています。地理的には両極端に位置する日本とアイスランドの共通項の多さを取り上げ、「その大きな理由は、漁業中心の国であることだろう」としています。私だったら、これにプラスして島国であることも追加したいところ。アイスランド人にはまだ1度も会ったことがないので分からないのですが、北欧の人達と話すと、日本とものすごく近いものを感じることが多々あります。彼らの方がもう少しフランクだけど。アイスランドはどうなのかしら。来年のイースター休暇前後に行く予定!楽しみすぎる!

Nine dodgy Japanese shout-outs - The Guardian(12/11/2008)
「日本の文化を知るなら音楽を聞くしかない!」とのことで紹介されている様々なyoutube。とくとご覧ください。爆笑します。いちお、どれがmisunderstanding(理解違い)でどれが日本らしさを表していて、とか色々解説がついていますので、英語を読める方は是非。でも、「ロスト・イン・トランスレーションの世界を想像して、英語教師として日本に来た人たちは、日本の片田舎に飛ばされて夢が打ち崩されるのである」と解説されている、Airの曲が1番日本らしいと思う私。都会的で繊細なところとか、タイトル通り京都っぽいし。でも、「Airみたいな曲が日本ぽい」と思える感覚は日本人(しかもある程度若い人達)が持ち合わせているもので、あからさまな特徴ではないから、外国人に理解してもらうのは難しい気がする。でも、何故それを外国人が理解できないと思うのか?実際はできるのかどうか?そんなところを、まさに今調べているところです。次のプレゼン用。ちなみに、この記事に貼ってあるベルセバのPVは、グラスゴーの雰囲気を知りたい人には超おすすめ。最初と最後のシーンはcity centre(中心街)のブキャナンギャラリー周辺で、その他はcity centreを離れたあたりのシーン。ジェスチャーの取り方とかしゃべり方とか、まさにグラスゴーでよく見られる景色になってます。

The Nirvana baby, now 17, recreates iconic 'Nevermind' photo - EW.com(11/11/2008)
ニルバーナの「Never Mind」で1ドル札を見つめていた赤ちゃん(ニルバーナ・ベイビーって呼ばれてたらしい。初めて知った!)ももう17歳だそうです。その17歳になったエルデン君が、この度ジャケと同じシチュエーションで撮影に挑みました。BARKSのニュースには写真が載ってなかったのですが、この記事に写真が載ってますので、上のタイトルをポチっとクリックして見に行ってみてください。

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2008/11/12 08:38
死ぬ権利
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The Guardianより。

Teenager who won right to die: 'I have had too much trauma' - The Guardian(11/11/2008)
Girl wins right to refuse heart - BBC News(11/11/2008)

日本でも報道されていることを願います。

イングランドHerefordshireに住む13歳のハンナちゃんが、裁判で“死ぬ権利”を勝ち取ったという衝撃的なニュース。波紋が広がりそうです。

彼女が4歳の頃から病院通いが始まり、5歳の時、症例の少ない特殊な白血病と診断されたとのこと。治療のために、彼女曰く「あまりにも長く病院で時間を過ごしすぎた」。life-saving heart(人工心臓?)の移植手術が必要と診断され、病院は手術をするよう強くすすめたにも関わらず、彼女は「リスキーすぎる」「病院にはこれ以上行きたくない。トラウマになっている」「手術で良くなるかもしれないけど悪くなる可能性だってある」等の理由で拒否。ついに裁判となり、結果、「彼女には意志決定する能力がある」として、ハンナちゃんが勝利。余命数ヶ月との宣告されているそうですが、彼女は意志を変えるつもりがなく、自宅で家族や友人に囲まれて人生を終えることを望んでいるとのこと。彼女の両親は「彼女は本当によく育った。素晴らしい娘」と、彼女の意志を全面的に尊重。現在、家族は12月にディズニーワールドに行く予定を立てているそうですが、保険旅行の加入を拒否されているため、彼女の状況を公表することで、エージェントを探しの助けにしたいとのこと。

英ニュース専門チャンネルSky Newsでは、ハンナちゃんと彼女の母親にインタビューしている映像が繰り返し放送されています。そのインタビューはこちらからどうぞ。とてもしっかりしたお子さんに見えます。本当にしっかりしているように見えます。そして隣には穏やかな表情の母親。見ているこちらは正直複雑な心境です。インタビューアーのアナウンサーも何とも言えない表情。

日本では報道されていますか?どのような反応があったか、もしご存じの方がいたら是非教えていただきたいです。
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2008/11/10 05:40
半年目の経験
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今週1週間、写真のどこかに名前のある、スコットランド最大の某ダンスレーベルで短期インターン。今回はレーベルだったので、以前日本でインターンをした会社(エージェント)と違う何かが見つかるかなぁと思ったのですが、1週間だけなのでそれらしい発見もあまりなく、ちょっと残念。しかも、授業等々他の予定も色々あったのにほぼフルで働いていたので、結局1週間ほぼ勉強できず、これはいかんなと思ったり。ともあれ、これも経験。経験は大事にしましょう。

今週は月曜火曜と「この時期としては有り得ない寒さ」(by インターン先の社員)で、事務所内で凍え死にそうだったので、昨日朝イチでcity centreへ。日本ではほとんど使用しなかったブーツ(こっちはブーツが安い。私のは4000円くらい)、ニット帽(ネパール製らしい)を購入。その他、寒すぎてくるぶし靴下が履けないので長めの靴下、少し前には手袋(2ペアで1ポンド(200円))も購入。ちなみに、ロンドンとグラスゴーでは気温差が5度くらいあります(もちろん、グラスゴーの方が寒い)。ビックリ。

グラスゴーは日照時間も既に冬仕様。今は朝7時半くらいから明るくなって、夕方5時には真っ暗に。そのためか、夜中の2時でも夜中になった気がせず、朝は7時に起きても夜中の気分で起きられません。最悪。これが12月になると、日の出が朝9時で、3時には暗くなるそうです。困りました。

でも、寒くなったからか、八百屋さんにはなんと白菜登場!(涙)
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パッケージにはchinese leafと書いてあるけどchinese cabbageとの噂も。

夏の間消えていたsatumas(冬みかん)も復活!(箱買いしたい!)胃の調子があまり良くないので、毎日おじやとそうめん入りみそ汁で生きてます。塩分摂りすぎのせいか、食事内容の割に全然やせません。でも、(間違いなく)ヨガのおかげで、胸と鎖骨の間の筋肉がむきむきです。腕も結構むきむき。脂肪の上に筋肉がついてしまってちょっとがっくりです。

金曜日でグラスゴーに来て半年になって、ようやく東京の喧噪が懐かしくなってきました。日本に帰ったら、綺麗な電車に乗って、渋谷で買い物して、エクセルシオールで休憩して、町田で大学の友達とご飯食べて、AXあたりでライブ見て、家で日本食食べて・・・色々やりたいなぁ。でも、日本は少し疲れる。イギリスの方が良いと思うこともたくさんある。まだこの1年近く残っているので、出来ることは色々やっておかねば。

おまけ↓

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こちらでは「Naka」として知られているセルティックの中村俊輔。写真は、今日のThe Sunday Postスポーツ版の1面。練習中に左足を怪我して故障者リストへ、というニュース。こちらでは中村の追っかけ本みたいなのも出版されている程大人気。こちらで銀行口座を開いたとき、お店のお兄さんが私の実家の住所が横浜であることを見つけて、「中村がいた横浜マリノスの町だろ?」と言い出した時には本当にビックリしました。それにしても、なんでこんなに写真小さいんだろ・・・。
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2008/11/06 07:32
フェス会議開催
UK Festivals Conference puts green firmly on the live music agenda - Julie's Bicycle (01/11/2008)

去る10月30日、ヨーロッパのフェスに関する団体Youropeのサポートの元、英国初のフェス会議ことUK Festival Conferenceが開催されました。A Greener Festivalのニュースによれば、前半2つはポジティブなフィードバックが多かったとのことです。その内容についてはこちらにある通りですが、まとめると以下のような感じ。

Session 1:
環境問題の観点から持続可能なフェスティバルをどう運営するか、事例等を用いて考える。
Session 2:
エコに関する革新と傾向について、2008年のフェスを振り返りながら、2009年にどう生かすかを考える。
Session 3:
「未来のイギリスのフェスとは?」をテーマに、運営面に関する浮上している様々な問題(ギャラ、コスト等)を考え、フェスの継続性について検討する。
Session 4:
フェス産業を脅かす様々な事象(不況、異常気象による公演への影響、ギャラの高騰等)の中で、どう生き残っていくか、関連企業との関係などもふまえて検討する。

とのことです。

後半2つはフェスの運営面に関わるセッションになっていますが、先日のIQの調査結果(参照:フェスティバル調査 【運営編】)を見ても、深刻な問題の1つにギャラの高騰が上がっている点に興味あり。「アーティストにそんなに力を持たせて良いのか?」といった話もコンフェレンスのレジュメには出てきてます。そんなカネゴンなアーティストには「アホじゃないの?」と言ってあげたいところですが、ビジネスですし、そう簡単にはいかないのでしょう・・・。

Julie's Bicycleの写真を見て改めて思うのですが、男性ばかりです。「イギリスは男女平等という考えが進んでいて・・・」というアイディアがあるかと思うのですが、音楽業界に関して言えば、日本と比べると圧倒的に男性優位。例えば、今ロキノンは女性(粉川しの氏)が編集長ですが、こんなことはイギリスでは「有り得ない」と先生方は口を揃えて言います。それどころか、女性ライターが音専誌で記事を書くこと自体無理と言われているくらいです。例外はいくらでもいるかと思いますが。
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2008/11/04 05:48
今週の英音楽ニュース(3/11/2008)
先週のニュースになってしまうのですが、今回はEMIのニュースを二つほど。

Losses at EMI widen to £750m after music division's 'poor performance' - The Guardian(25/10/2008)

1つ目は、今年最初の四半期で750万ポンドの損失が発生したことを発表。前年の同期は287万ポンドらしいので、これはかなりの大打撃。運営方法の悪さにプラスして、会社の改編もこの損失に影響しているのではないかと記事は伝えています。これも「改革に伴う痛み」だというのがEMIの解釈のようで、この後好転するだろうというのが運営側の考えのようです。

EMI considers US distribution - Music Week(2/11/2008)

2つ目。以前EMIがアジアの大半の国でワーナーに業務委託する予定であるニュースをお伝えしましたが(参照:今週の英音楽ニュース(11/09/2008))、アメリカのディストリビューション部門に関しても、どうやら同じ流れで他社に委託する方向で話が進んでいるようです。他の部門に関しては従来通りEMIが受け持つ予定とのこと。

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大きめのニュースが多いと、今週のニュースで扱うネタが無くなるということに気づきました。段々貧相になるこのページ。手抜きとも言う・・・。

今日から1週間、ダンス系レーベルで短期インターン中。FoE Sトレーニングコースの課題も明日の夜には提出したいし(今週金曜が締切)、もちろんリーディングの時間もどこかでつくらないといけず、今週はちょっと忙しい。自分へのプレッシャーのために予告すると、次の更新は、30日に行われた、UK初の音楽フェスのコンフェレンスについての予定です。忙しかろうと何かろうと、木曜のシガロス(今年2回目!)までは頑張ります(まだチケットが手元にない・・・)。
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2008/11/03 06:55
フェスティバル調査 【エコ編】
フェスティバル調査 【運営編】」の続きで、フェスと環境問題に関わる調査結果です。A Greener FestivalとAssociation of Independent Festivalsが関わっているようです。結果解説はA Greener Festivalの共同設立者Claire O’Neill氏。「続きを読む」からどうぞ。
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2008/11/03 06:49
フェスティバル調査 【運営編】
Festivals research shows green still an issue - Julie's Bicycle(27/10/2008)

ライブ音楽業界専門誌IQ magazineが、フェスに特化したwebsiteを運営しているVirtual Festivalの協力の下、環境問題を含む、フェスに関わる様々な事項について調査を敢行。対象はヨーロッパ各地の100のフェスティバルと、Virtual Festivalを訪れている5200人のフェスの観客(online調査)。IQ magazineはフリーでDL可。こちらからどうぞ。意外と長くて6ページ分。

こちらでは、フェス運営そのものに関する調査結果を載せます。エコに関する調査結果については「フェスティバル調査 【エコ編】」へどうぞ。
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2008/11/01 21:42
Bjorkの言葉より
After financial meltdown, now it's smeltdown - The Times(28/10/2008)

アイスランドの歌姫ことビョークが、アイスランドの国家危機に関して、イギリスの新聞The Timesに寄稿しました。

記事によれば、国民の収入の70%を漁業でまかなっていたアイスランドは、現在、世界最大、3つのアルミニウム工場を抱える国だそう。まだまだ手のつけられていない自然には多くの自然資源が眠っており、アイスランドの多くの政治家達が、この資源を使って収入を増やすことで財政危機を乗り越えようと考えているのだとか。その具体的な方法が、新たに2つのアルミニウム工場を建設すること、そしてそれに必要な電力をまかなうために新たに地熱発電所やダムを建設することだそう。

ビョークは、5つものアルミニウム工場を抱えてそれに依存した場合、アルミニウム産業がダメになったときさらなる経済危機を生むことになると指摘。アイスランドの高水準の教育が生み出した、主に先端産業関連の優秀な会社や医者、そして自然を生かした産業を支援することで、持続可能かつ安定した経済発展を促す ― これこそが今アイスランド政府のやるべきことだと主張しています。

環境問題と経済危機の記事はちらほらあるのですが、この記事はそれ以外の点でも色々読み取れることがあって本当に面白い。アイスランドのことは全く詳しくないのですが、記事に書かれているアイスランドの人々の生き方や歴史などを知ることで、この国からどうしてビョークやシガーロスが生まれ、クリエイティブ産業やスモール・ビジネスが盛んなのかが少し垣間見られるような気がします。

今年ビョークがアイスランドで行った、国内の環境問題の意識を高めてもらうためのコンサートには、なんと国民の10%が参加したそうです。先日も、イギリスがアイスランドをテロ国家として扱うことで財政面での被害を回避しようとしたことに対しても(asahi.comのこちらの記事を参照)、アイスランド国民の10%以上が反対の署名に参加したニュース(産経新聞のこちらの記事を参照)が報道されたばかりです。ビョークは、アイスランド国民を「恐れを知らず、リスクを背負うことに中毒的」と表現し、この国民性が芸術分野やスモール・ビジネスに良い影響を与えたのではないかと考えているようですが、この国民性は、これらのニュースから読み取れる行動的なアイスランド人像からも見て取れる気がします。

なお、ビョークは現在Nattura.infoというグループとともに、このアルミニウム建設反対運動を展開中。彼女の最新シングル「Nattura」の収益金は、このキャンペーンの活動資金として使われるそうです。「Nattura」は団体サイトやiTMSなどでDLできます。私のiTunesにも入ってます。
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プロフィール

anno69(@yano)

  • Author:anno69(@yano)
  • イギリスの音楽産業、特にデジタル・ミュージックと音楽産業における環境問題対策に関するブログ。スコットランド大学院留学記も。
    管理人は、スコットランドのグラスゴー大学大学院ポピュラー音楽学コースを修了し、帰国。音楽好きの普通の会社員をしています。お問い合わせは cielo0818_ls [at] hotmail.com までお気軽にどうぞ。
    A blog dedicated to topics of the UK music market in particular digital music, copyright and environmentalism in pop music.

    ●Twitter:http://twitter.com/anno69
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