イギリスの音楽産業について考えるブログ
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2009/05/31 17:04
Britain's Got Talent
英オーディション番組Britain's Got Talentがついに昨日終わってしまいました。アサヤン世代でオーディション番組大好きな私は、毎回楽しみにしていたので、終わってしまってちょっとしょんぼり。

Youtubeの再生記録を塗り替えたSusan Boyleが参加したことで日本でも知名度が上がっているはずのこの番組。さすがに過熱しすぎたのだと思います、昨日のSusanは過去3回で1番良かったけど、お客さんの盛り上がりは正直そこまででもなかったです。

個人的にはAidan Davisが本当にダンスもうまいし可愛いし大好きで応援していましたが、昨日の今日でファイナルだったせいもあるでしょう、昨日は一昨日のセミ・ファイナルよりインパクトに欠けていた印象。でも、Simon Cowell(ジャッジ)が泣かせたところで、我がフラットではブーイングの嵐。プロの世界甘くないってことは分かるけど(私も本気でボイトレやってた時は色々ありましたな・・・(遠い目))、Simonも視聴者の反感を買うようなことをわざわざこの場でやらなくても良いだろ~!ということで、セミ・ファイナルのAidanの動画を貼っておきます。人気もあったし、本当にダンスが格段に上手い以外は、可愛くて普通の男の子なのです(きゅん)。今回はダメだったけど、将来有望だろうなぁ。楽しみ。


さて、「Aidanは無理そう・・・」ということで、私の期待は、これもまた私のフェイバリットであるDiversityへ。予選会の時から群を抜いて素晴らしかったDiversity。創造的且つクリエイティブな振り付け、エンターテイメント性、技術云々、もう文句なし。アフロ頭Perri君もキュートで、心は釘付けです。メンバー構成も、12歳から25歳という年齢幅もそうですが、人種も職業も様々な彼らがダンスを通じて一つのチームとして活躍している姿は、多民族国家イギリスの象徴のようです。セミ・ファイナルのストーリー性溢れるパフォーマンスもオススメですが、完成度が一段と高かったファイナルの映像を貼っておきます。


そして、視聴者投票の末選ばれたのは、どんでん返しでDiversity!フラットメイトの友達も、「周りはみんなDiversityが勝つと予想してたよ」と言っていたので、全英でそうだったとは言わないけど、「どんでん返し」と言うのは失礼なのかなぁと。でも、第2位となったSusanもホッとした表情だったし(相当のプレッシャーだったでしょう・・・)、これが1番のハッピーエンドだったのではないかと思いましたとさ。
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2009/05/30 23:23
フェスの観客の移動手段に関する調査(the Jam Packed Part1 by JB)
今月、Julie's Bicycleがフェスの観客から排出される温暖化ガスに関する調査結果を発表したことは以前お伝えした通りですが、何とか目を通すことができたので、ここでまとめます。ちなみに、CDパッケージの方は半分読んだ後ほぼ放置状態・・・これはいかん。

さて、「Jam Packed Part 1」と名づけられたこのレポート。調査は2008年に、計14の夏フェス会場で行われたとのこと。調査項目が多岐に渡っており、各会場でそのうちのいくつかを選んで調査する形だったようです。誰でもDLできる要約版には協力フェスの名前が書いていないので明記できませんが、MLに登録(もちろん無料)することで協力フェスの一覧も載っている完全版がDLできます。が、ちらっと書いておくと、大手プロモーターLive NationとFestival Republic関連が半分位占めてます。小さ目のフェスは、今回は対象外になったようです。

要約版ではよく分からないことが多いので、完全版を読まれることをお勧めしますが、今回は要約版からいくつかセレクトしてまとめます。DLはこちらからどうぞ。
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フェスと環境問題 トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
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2009/05/29 06:08
(編集済み) 新しいライセンス・レート
PRS for Music announces new music streaming rates - Music Ally (26/5/2009)
PRS CUT STREAMING RATES - CMU Daily (27/5/2009)
Stuck in the past? Actually, the music industry is looking to the future - The Guardian(28/5/2009)

Youtube/PRS問題が浮上した時にも話題になっていた、新しいストリーミング・レート。7月1日から適用される新しいレートが発表になりました。旧レートを巡る問題に関しては、拙ブログのこの記事を参照下さい。

さて、ニュースの内容は至ってシンプルです。Joint Online Licenceと言われていたものがOnline Music Licenceという名称で再スタート。詳細は、PRSのこちらのページを参照。ストリーミング・サービス企業の印税の納め方は、総収益の10.5% (JOLでは8%)か、1曲のストリーミング毎に.0.085P(JOLでは0.22P)となります。

見ての通り、1曲毎のレートが大幅ダウン。PRS側の説明では、レートを下げることでデジタル・ビジネスの拡大が期待できるとのこと。しかし、10.5%への引き上げについては、LastFMのMartin Stiksel氏が「厳しいすぎる」と打ち明けている通りだと思います。企業は、どちらかの方法で支払えば良いのですが、The Guardianの弁では、ほとんどの企業は広告で十分な収入が得られないので、1曲毎の支払いを選ぶことになるだろうとのこと。ちなみに、Youtubeを始め、まだ契約交渉中の企業もあるようです。

有料なのでリンクを貼っていないのですが、Music Weekの記事を読むと、PRSは、大手音楽出版社や大手オンデマンド企業がディスカッションに参加した上で決められたレートだと主張しているようです。しかし、最後の決定の場には、どの音楽出版社も参加できず、某音楽出版関係者は「今回変更されたレートには残念だ」とコメントしたそうです。

紹介した3記事とも、今回のレート変更は、ストリーミング・ビジネスに何のポジティブな影響ももたらさないだろうとの見解を示しています。レートは下がっても、拡大し続ける需要でPRSへの支払いは増える一方。しかし、広告では収入が得られないという現実(本当かどうかは未知)。The Guardianには、予てより言われている定額制や新しいビジネスが参入したパターンを想定したディスカッションも行われていますが、結局答えは闇の中。

悪いことは何でもGoogleのせい: イギリス音楽業界の悪あがき - TechCrunch (6/4/2009)
ところで、TechCrunchにYoutube/PRS問題に関する上記の記事がかなり面白いので一読されることをオススメします。かなり挑戦的な口調になっていますが、彼らの意見には一理あると思います。ミュージシャンの著作物を使って収入を得ている企業は、ミュージシャンに対して対価を払わなければならないという主張も理解できますが、そのような企業活動の結果として、楽曲の無料プロモーションという対価をミュージシャンは既に受け取っています。例えばMyspaceは、元々こういった対価のやりとりで成り立っていたビジネスだったはずで、今もその役割には大して変わりはないでしょう。それを、ある日突然ミュージシャンが「お金を払え」と言うのは過剰請求だと言われても仕方ないと思います。それから、Googleが大企業で云々だから金払え、的な態度も筋違いだろう、と。それは以前Music Allyが指摘したことと若干似ています(拙ブログのこちらを参照)。この点を、キャンペーン中のミュージシャン達が説明してくれたら良いなと思うのですが、それは叶わぬ夢になりそう・・・うーん。

最後に、The Guardianにも載っていますが、We7とYoutubeのコメントがMusic Allyに載っているので、興味のある方はどうぞ。
YouTube responds to new PRS for Music streaming rates - Music Ally (26/5/2009)
We7: New PRS rates are a “significant milestone” - Music Ally (26/5/2009)
P2P, Piracy, Digital トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
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2009/05/25 05:52
今週の英音楽ニュース (24/5/2009)
International Repertoire Down 18% In Japan Q1 Figures - Billboard.biz(19/5/2009)
日本のレコードセールスに関するニュースをBillboardより。日本レコード協会によれば、2009年最初の四半期で、オーディオの総生産数は5480万となり、前年比8%ダウン。洋楽に絞ると、1088万で何と18%ダウン。金額ベースのマーケットシェアも、昨年末時点における22%から20%へと落ち込んでいるとのこと。この数字が全てだとは言いませんが、去年に引き続き、今年も洋楽苦戦の年になりそうです。国際化が進む中で、自国のミュージシャンが売れてるのは良いこととも言えるし、文化的鎖国に向かいつつあって危険とも言える。なかなか簡単な問題ではないですが、個人的には、ここ数年で、若い邦楽ファンから洋楽が断絶"させられてしまった"のは正直憤りを感じます。こうゆうシーンを、今活躍している私と同世代の、邦楽と同じかそれ以上に洋楽も聞いてきたはずのミュージシャンがどう思っているのか知りたいなぁ・・・どうなんだろう。

JASRAC Earnings Fall - Billboard.biz(22/5/2009)
次は、同じ日本からJASRACの2008年度実績に関するニュースです。CDのmechanical royalties(楽曲を使用してCDなどを生産する際に発生する印税。多分複製権?)の収益が5.2%ダウンというのは当然かもしれませんが、個人的に驚いたのが、デジタル・セールスからの収益が1.1%しかあがっていないこと。でも、「デジタルと言っても売り上げじゃなくて印税だから、上昇率もこんなもんなのかも」などと考えつつも、結局日本の著作権関連が全く分からないので、これ以上のアイディアは何も浮かばないという。これはいかんと思ってJASRACのインタラクティブ配信のセクション(URL)で確認してみましたが、イギリスと全然違う・・・がーん。これから要勉強です。

Spotify was ‘inspired by the Pirate Bay’- Music Ally (18/5/2009)
1階下のカップルが、しょっちゅう爆音で音楽をかけているのですが(しかも夜中の2時くらいまで)、「今日はいつもに増して音がでかいなぁ」なんて考えていたら、思いっきりSpotifyのCMが聞こえて思わず豆乳を吹きそうになりました。Spotifyの勢い、とどまるところを知らず、といったところです。
さて、いつものMusic Allyなのですが、今回は記事の最後の方。「Feartured Artists' Coalitionの主張ってやっぱおかしい気がする」という私の疑問を、この記事を使ってもう1度呼び起こしたいと思います。

Spotifyは音楽ストリーミング・サービスで、会員は30分に1度の広告を聞く代わりにSpotifyのカタログが無料で聞けます。Spotify会員の多くは無料会員と言われているので、Spotifyは広告などから収入を得て、楽曲使用料等を支払っていることになります。その使用料の配分なのですが、記事によれば、このようなストリーミングの場合、1曲あたりの相場はレーベルにおよそ0.8P、PRSに0.022P。PRSに入った分はソングライターに渡ります。PRSへの差引額もそんなにないと思います。そしてレーベルに入った分は、推測ですが、メジャーレーベルであれば、彼らのポケットにそのまま吸い込まれる形になるのではないかと思います。そうでなければ、「iTMSの売り上げが1銭も入ってこない」なんてミュージシャンの不満が聞こえてくることはないはずなので。そして、Music Allyの見積もりによれば、Spotifyが1日に支払う楽曲使用料は10万ポンド(約1500万円)。これが、「レーベルは楽曲使用料を取りすぎている」と批判される理由であり、これが、多くのデジタル配信業者を経営安定化を妨げていると言われる所以であるというのがMusic Allyの主張です。

こう考えれば、著作権同様、問題は法律ではなく(メジャー)レーベルとミュージシャンとの契約問題ではないか?という話になります。既に活躍しているミュージシャン達は、デジタル配信が盛んになる前に契約をしていて、デジタル配信に関するちゃんとした契約を結んでいなかった等、考えられる問題点は色々あるでしょう。だからこそ、FACは3つの優先項目に「教育」を掲げた訳です(不公平な契約をこれ以上結ばせないため)。そう考えると余計に、なぜFACがレーベルでなくYoutubeやMyspaceを叩くのかがよく分かりません。仮にこれら2つのサービスがSpotifyと違うとしても、じゃあなぜFACはNokiaのComes With Musicも叩いているのか?と言い換えれば、筋も通ると思います。FACも最近は会員数増やし以外の表だった活動があまりないので、また動きがあるまではこの問題もしばらく保留しておこうと思います。

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グラスゴーもスコーンと抜けた青空が眩しく、すっかり夏です、気温15度ですが。ロンドンはここ数日25度近くまであがっているようで、非常にうらやましい限りです。グラスゴーも、風さえなければ暖かいので、半袖になって必死に夏を満喫中です。でも、さすがに今日は寒くて、パブのガーデンでセルティックの試合を見ているグラスゴー人達(写真)も長袖姿。

後、これは友達用私信。来月、金曜8時のタモさんの番組に、例のバンドが出演とのこと(こちらを参照)。フジ決定の時も思い出したけど、この番組も、部室でのたわいない会話の話題の1つだったので、思わずしんみり。母に伝えたら「どんなに立派になったか楽しみです」などと言うので笑ってしまいましたが、私も楽しみ。新曲はあまり好きじゃないけど・・・。現時点で、出演予定日は6月5日とのことなので、見た人は感想を是非教えてください(切実)。
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2009/05/22 04:25
フェスの前に
We’ve got a new friend! - AGreenerFestival.com (18/5/2009)

エコなフェスを表彰するAGreenerFestival.com (AGF)と、フェスティバル情報サイトVirtual Festival (VF)がタッグを組み、Virtual Festival内にMy Greener Festivalを開設。AGFの環境教育活動の一環とのことで、科学的知識からより環境のやさしい生活を送るための知恵等々のコンテンツがあります。まだ読者コメントも付いていないので、果たしてどれくらいの数のVFファンがアクセスし、彼らが何を考えているかは知る由もありません。少なくとも、VFのトップページには、企画のブログ以外のページにダイレクトに飛べるリンクがないので、この企画を知っている人自体多くないかもしれません。

しかし、こうゆうコラボは果たしてどれほど効果があるんだろう・・・。VFの方が環境系の企画に積極的なのは明らかなのですが、やはりefestivalsの方が知名度も人気も高い印象があるので、efestivalsでも何か出来たらいいのに、とは思ったりします。

環境とフェスと言えば、Julie's Bicycle(JB)が昨年行った、フェスの観客の移動手段に関する調査レポートが先週発表されています。本当はこのブログで紹介したいのですが、JBが先日のサイトリニューアルと共に、Green Music Guide以外の資料は、メーリングリストに登録していない人はレポートの要約しかDL出来ないようになってしまい、今回発表された「the Jam Packed」というレポートに関して言えば、要約で何が何だかさっぱりな内容なのです。唯一のメディア報道がMusic Weekで、しかもその記事は購読者(有料)じゃないと読めない仕組みだし、どうも紹介しにくくて放置しています・・・。別にJBのレポートが有料になったわけでもないし、MLさえ登録すれば誰でも閲覧出来るし、全文翻訳している訳でもないので、気にしなきゃいいんですけど。

JBといえばまだCDパッケージの方もパパパッとしか読んでない!一度まとめて読んで、まとめ程度のことをこのブログで書ければ良いのですが・・・。ひとまず、the Jam Packedの方はこのブログで取り上げられるようにしますが、自分で読む!という方はJBのウェブサイトの「Research」からどうぞ。

そう言えば、昨日グラストのチケットが届きました。
あっという間にフェスシーズン到来。時の流れの早さに驚愕です・・・。
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2009/05/20 08:08
Recommendations for T
先日提出した学期末課題のエッセイの結果が返ってきました。「結果が」というのは、前期後期合わせた課題が全て学外での審査を受けていて(ダブルチェック程度の意味合い)、まだ先生のコメントを読んでいないということ。修論を除く他課題も含めた成績(暫定)も出ましたが、計4本あったエッセイ課題では、1番自信のなかったインターン(Placement)のレポートが1番高い評価をもらったみたいです。じゃあ、少し自信を持とうかな・・・ということで、書いてみます。

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このレポートは、Placementモジュールの課題であり、インターン先に提出する最終レポートでもありました。インターン先では、某Tフェスのエコ化に関わり、依頼されたテーマに沿って実践的なリコメンデーションを行ないましたが、このレポートでは、「Tフェスをよりエコにするための、観客とのコミュニケーション」をテーマに、観客とのコミュニケーション手段やそのトーンはどうあるべきかについて論じました。配属先がマーケティング部門だったことも、このテーマにした理由です。

レポートの内容は「続きを読む」からどうぞ。
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2009/05/18 06:26
今週の英音楽ニュース (17/5/2009)
The next Beatles? Free spaces give bands a break and boost UK music industry - The Guardian (11/5/2009)
Burnham and Sharkey create new jobs in industry - Music Week (12/5/2009)
イギリスの文化・メディア・スポーツ省(the Department for Culture, Media and Sport)とUK Musicによって、無料リハーサルスタジオがリバプールにオープンしたそうです。この無料スタジオネットワークは、今後数ヶ月内に、ブリストルを始めとした5都市に広がる予定とのこと。
さらに、国が発表した若者向け失業対策「Future Jobs Fund」の一環として、今後数年内に、クリエイティブ産業内で5,000~10,000の雇用機会の創出を目指しているとのこと。この中には、フェスティバルでのインターンシップ等も含まれるそうです。UK Musicのエクゼクティブ・オフィサーこと元The Undertonesで、Burnham 長官をギターに迎えて「Teenage Kicks」(←即席)まで披露してしまったFeargal Sharkey氏(a.k.a. ちょっと老けすぎ(←Music Weekの写真参照))がMusic Weekに語ったところよれば、ライブ産業に関しては、スキルベースで最低6ヶ月の就労機会が提供されるようです(そう言えば、いつぞやにライブ産業は技術者不足でかなりやばい的な記事を読みましたが、テクニシャンの育成はそういえばどうなったんだろうか・・・)。この計画がどれほど失業対策に有効かは疑問ですが、特にフェスとか夏休み期間だし、興味のある学生にとっては良い機会になるのではないでしょうか。日本も最近色んな機会が増えましたが、やはり歴史の違いか、規模ではイギリスにはまだまだ敵わないですね。

P2P Study Questions Long Tail Theory - Billboard.biz (14/5/2009)
No Long Tail in p2p say Will Page and Eric Garland - Music Ally (14/5/2009)
去年末にも、ロングテール・セオリーを覆す調査結果を発表したPRS(拙ブログのこちらの記事参照)ですが、それと似たような結果がP2Pによるファイルシェアリングでも出たそうです。12ヶ月間のファイルシェアリングのレコードを分析した結果、95%の対象カタログがP2Pでシェアされた率はたったの20%だったそう。要は「P2Pでシェアされるものの大多数は、CD屋さんや合法のデジタルショップでも人気の音楽である」。
しかし、Music Allyは「注意が必要なのは、ロングテール・セオリーはパイラシーに関してのものではない」と指摘しています。記事は、ロングテール・セオリーは、元々、小売店と比べ、ネットショップは陳列スペースの制限を考えなくて良いために成り立つセオリーであると説明。その上で、「しかし、PRSの調査は、"1300万ユニットのDLがあった"と述べることで、ある意味、このロングテール・セオリーを証明していることになるのでは?それでも彼らは、人気ファイルの力が遙かに大きいと反論するだろうけど」としています。なるほど。

Turning Japanese: Tokyo's indie-rock showcase - The Guardian (13/5/2009)
久々にThe GuardianのTurning Japaneseシリーズより。ミドリのボーカル・後藤まりこ氏が着ているセーラー服の白がドーンと記事のトップで輝いております(そういえば、私、1度どっかでミドリを見たけど、もう何年も前で忘れた・・・いつだっけ、あれ。)。最近はアジカンが出たり、日本人でも楽しく読めるストーリーが多く、音楽コレポンAlex Hoban氏の日本の音楽への理解にはただただ感謝、といったところです。しかし、今回は別のポイントをピックアップ。記事の真ん中辺りでミドリのオフィシャルサイトのリンクが貼られているのですが、彼のこの嘆きを、邦楽の著作権周りの関係者はちゃんと受け止めた方が良いと思います:

Like many Japanese artists they have little web presence beyond their official site and no audio for fans to enjoy. Which means you'll have to take my word that these genre-bending, jazz-enfused, scatter-punk harbingers of danceable doom are currently the best thing in Japan.
(多くの日本人アーティストと同じく、彼ら(ミドリ)はオフィシャルサイト以外でほとんど露出がなく、ファンが彼らの音楽を楽しめるようなオーディオもない。これが意味するところは、君たち(≒UKを始めとした日本国外の読者)は、私の言葉 - ダンサブルな運命を宣告された、ジャンルをねじ曲げ、ジャズを吹き込まれ、パンクをぶちまけた先駆者達が今日本で最もイカれてるってこと - を信じるしかないということだ。)


つまり、UKの読者が記事を読んでミドリに興味を持っても、その音楽を聴く手段がないということです(調べたけどyoutubeもほとんどない)。試しに、メジャー契約の邦楽バンドをいくつか適当にマイスペで調べたのですが、昔も今も、演奏時間20秒位で、ろくな試聴が出来ない状態ですね。・・・と考えていて、ふと思い出したこの記事。
試聴は30秒以内…っていう試聴機じゃ誰もCD買おうなんて思わないよ - P2Pとかその辺のお話@はてな(3/4/2009)
つまり、JASRACが30秒以内にしてくれと言っているみたいですね。これじゃあ意図してようとしまいと、文化鎖国状態です。海外の人は、日本の音楽を試してみたくても、それを耳にする機会さえない。日本語が出来ないから情報も少ない(逆も言えるわけですが)。そんな中で、唯一コンテンツ・サービスに積極的と噂のSpeedstar、所属アーティストのくるりのマイスペ(URL)はフルで聞けました(涙)。しげーるの声がなんか太くなってる・・・けど、新譜聞きたいなぁ。
話は逸れるのですが、この記事で紹介されているネットショップ・CD Babyのカバー曲の販売の項(URL)がなかなか日本の著作権法の勉強になります。デジタル販売のみの場合であれば、二次使用料を支払うのはデジタル販売サービス側で、ミュージシャンは事前申請もいらないそうです。なるほど。

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結局The Great Escapeに行けず、涙を飲みつつ週末を過ごしました。Music Allyの最初のセッションのレポを読みましたが、なかなか面白かったです。「デジタル時代、レーベルは必要かどうか」というとっても熱いテーマで、結局は「レーベルとはなんぞや?」というところに行き着いてしまったという。長いけどオススメ。リンク貼っておきます。
Live from The Great Escape: labels on trial - Music Ally (15/5/2009)
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2009/05/16 06:44
戯れ言、5月。
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Graham Coxson at King Tut's (8 May 2009)

ついに作業が修論だけになり、調べたいことを調べたいだけ調べる時間もあるというのに、どうもモチベーションが下がっている今日この頃。そんな中、昨日Green Dayの「今年唯一のUKでのライブ映像放出」ことLive from Abby Road Studioを見たら、少し復活。別に彼らのファンではないのですが(でもコピーはした)、図書館で浪人生みたいなことやってないで(しかしそれが現在の本業)、パンクやるみたいな気持ちが必要だなぁと痛感しました。とってもおしゃれな写真のお方を見ても、年を重ねても輝いている人というのは、常にクリエイティブな人なんだなぁと。好きなことをやる熱意も必要だけど、その熱意の中に、ひとつまみでもアーティスティックなtipsを入れる必要があるんだろうなぁ、と漠然と考えているところです。

とは言え、今月は音楽的には比較的に充実している。ライブもアルバム・リリースも色々あって、Spotifyがフル回転(CD買えよ、という突っ込みはなしで・・・)。特に、前評判が異様に良かったThe Horrorsの新譜があり得ないほど素晴らしくて感動。前作は興味のかけらもなかったが、この劇的な深化には驚愕。再来週、Tutsで見てきます。楽しみー。

最後にお知らせ。ご縁があって、音楽情報サイト「Audio Bunny」でちょっとばかりレビューを書かせていただくことになりました。最初の記事として、グラスゴーのサーキット型フェス「Hinterland」のレビューを掲載していただいています。自分のことは関係なく、ABは現地情報がタイムラグもほとんどなく日本語で手に入る貴重なサイトなので、オススメです。
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2009/05/16 06:11
津々たるコラム
温暖化科学の虚実 研究の現場から「斬る」!(江守正多) - 日経Ecolomy

修論の作業中、偶然、日経Ecolomyというウェブサイトにある、地球温暖化に関するコラムを見つけました。筆者は、かの有名な国立環境研究所の江守正多氏。今のところ3本掲載されていますが、江守氏はエキスパート中のエキスパートであるにも関わらず、私のようなミーハーでも分かりやすい説明をされていて、思わず感心してしまいました。気候変動懐疑論や地球寒冷化に関して、とても丁寧かつ易しい言葉を用いた説明がなされています。私も大変勉強になりました。

地球温暖化に興味はあるけどよく分からない人にも、多少は知識もあるし自分なりの意見もあるという人にもオススメです。記事自体も長くないので、時間のない方でも大丈夫。上記のリンクから是非どうぞ。
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2009/05/12 22:47
どれくらい残せばいい?+α
How Much Should We Leave in the Ground? - Monbiot.com (6/5/2009)

先日、Nature誌に2度の気温上昇を避けつつ排出できる炭素量を見積もった2つの報告が発表されたそうです。Monbiot氏曰く、「特定の日までの削減目標値を示すのみで、どれほど我々が炭素を排出する余裕があるのかについては一言も言及していない」国際機関や政府のアプローチを考慮すれば、この2つの報告は画期的とのこと。

以下、2つの報告書が発表した数値:

(1) 現在から人類が絶滅するまでに燃やせる炭素量は4000-5000億トン (by Allen, M. et al)
(2) 2000~50年までに1兆トンの炭素を排出すると、2度上昇が起こる可能性は25%になる(=燃やせる炭素量は2730億トン)(by Meinshausen, M.)


Monbiot氏は、(1)のシナリオを採用し、現在知られている(注:つまり正確な数値でない可能性がある)、商用化可能な化石燃料の埋蔵量(注:地球に眠っている全ての化石燃料ではない)を比較。計算方法については上記の記事参照。かなりざっくりの計算になります。

結果は以下の通り:

- 現在から無限に先までの期間で燃やせる化石燃料は、現在知られている商用使用可能なそれの61%
- (2)のシナリオを採用した場合、2050年までに燃やせるのは、2000年から計算して33%。


Monbiot氏は、「化石燃料の生産を減らさない限り、化石燃料の消費削減の道を探る意味はない」とキッパリ。OPEC各国を除き、どの国もイギリス政府のように「最大限の経済の回復の実現」という方針らしい。つまり、その政府がどれほど気候変動にコミットしてるかを確かめるならば、「化石燃料使用量の制限、そして新たな化石燃料の埋蔵の探査を一時中止にむけた準備が出来ているかどうか」である、というのが氏の主張です。

数値の正確性はさておき、とても面白く読ませていただきました。あまり長い記事ではないので、興味のある方は原文を是非。

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Monbiot氏の結論を読んで改めて思ったことを、少しだけ。
イギリスと日本における環境NGOsや一般市民の活動や意識の違いについては前々から考えていたことなのですが、最近「もしかしたら・・・」と思ったことがあります。これは全く私の私見ですが、イギリスの環境活動はもはや政治活動で、大きなNGOsも莫大な資金力と発言力を持っています。しかし、市民レベルでは意識の高低に雲泥の差があり、しかも低い人の方が圧倒的に多い。結果、彼らは自分の生活を変えてまで何かをやろうというレベルまで達せず、そうゆう意味でも、結局法の力に頼らざるを得なくなる・・・というのがイギリス式。一方日本は、政府に圧力をかけたいけどイギリスと比べて日本のNGOsは体力がないしから、なかなか政府への圧力にならない。市民も、NGOsとの関わりを持とうとする人は多くない。しかし、個人レベルでは、色んな要因が合わさって、ある意味自分を犠牲にしてでも、より環境に配慮した行動を日頃から行うことが出来る(大それたことではなく、例えばゴミの分別レベルの小さいこと)。

フェア・トレード活動に関わっている妹とたまに話すのですが、「日本のエコ・ブームは正直げんなりする。でも、だからこそ日本ではエコがより身近で、普段の生活に浸透している」のだと思います。イギリスのNGOsの体力と発言力は正直うらやましい限りですが、イギリスの市民が、環境問題に目を向け、自分の生活を変えようという気になる日が来るとは正直思えません・・・。かと言って、日本の方が良いとも言いませんが。
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2009/05/09 07:18
欧州議会、3ストライク・ポリシーにNO!
European Parliament Votes For Web Freedom - Billboard.biz (7/5/2009)
EUROPEAN PARLIAMENT VOTE TO BLOCK THREE-STRIKE - CMU Daily (7/5/2009)

欧州議会で投票が行われ、インターネット・ユーザーは法的拘束なしにアクセスを制限されることはない旨を盛り込んだ「テレコム・パッケージ」を採決しました(賛:407、反:57、棄:171)。

Billboardには、次の文章が引用されています。

No restriction may be imposed on the fundamental rights and freedoms of end users, without a prior ruling by the judicial authorities... save when public security is threatened.
(司直による事前の判決なしに、エンド・ユーザー(=一般のネット・ユーザー)の自由や基本権に及ぶ制限を認めない。これは、公共の安全性が脅かされた時の立て札になる)


このテレコム・パッケージ、一時欧州評議会でこの文面が取り除かれたそうですが、欧州議会議員のGuy Bono氏と、EU域内3ストライク・ポリシー導入を認めない文面を盛り込むべきとする彼の提案を支持した議員により、この文面がカムバック。今回の採決となったようです。

しかし、CMUは、仮にこれが法律となっても、フランスは、彼らの3ストライク・ポリシーが今回の決定と衝突するものだとは信じないだろうとしています。そうであっても、フランスの3ストライク・ポリシー導入の動きに与える影響は大きいかと思いますが。また、その他の3ストライク・ポリシーの導入に積極的な動きがある、もしくは既に法律として成立している国 - ニュージーランド、台湾、アイルランド(EUの1国ですから、Eircom(ISP)とメジャーレーベルが結んだ3ストライク・ポリシーがどうなるか注目)等 - の反応も気になるところです。
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2009/05/08 00:22
365日
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グラスゴー生活最初の1ヶ月半を過ごした寮。懐かしい・・・。

今日でグラスゴーに来て丸1年経ちました。意外と記念日を気にするタイプなのですが、今回は1年経ったからといって特別な気分にはなっていません。それより、昨日イギリス生活最大の嬉しいニュース(後述)が飛び込んできて舞い上がっている状態です。

大学の交換留学で約10ヶ月が普通ですから、彼らよりは少しだけ長くいるのですが、10ヶ月でも12ヶ月でもあまり変わらない気がします。さすがに6ヶ月と12ヶ月だと雲泥の差ですが。

1年イギリスで過ごしてみて学んだことといえば:

- イギリスは魅力的な国だけど、正直生活は荒んでいる。
- イギリス人の適当さにはもはや尊敬の念すら覚える。
- 英語が少し出来るようになったが、1年留学では大した英語力がつかないことが分かった。
- 日本人に限らず留学生全体的にそうだが、留学生同士で固まる傾向にあり、現地の友達を作るのは非常に難しい(特に大学院生)。
- イギリス人は週末をものすごく大事にする。「どちらか1日は何もしないで休め」 と言われるが、他のアジア人に聞くと大抵「週末はイギリス人が図書館にいなくて空いてるからこそ、勉強のチャンス!」という話になる。
- ライブが夜8時半位から始まって、終わるのが11時。朝型なので体質に合わなくてしんどい。
- ライブでも何でも、夜出かけるとなると突然化粧が濃くなり、ドレスアップする女子共にはげんなりする。
- 大学も市街地もライブハウスも徒歩圏内なので、電車に乗って通勤・・・なんて生活がもはや信じられない。
- スコットランドの独立性には驚く。
- イギリスと日本の音楽業界どっちが面白いかと聞かれたら、間違いなくイギリスと答える。でも、リスナーとしてだったら、日本は色んな音楽があって良いと思う。


そして1年経っても寂しいこと:

- 朝ご飯に納豆(週1くらいで食べてるけど)。
- 好きな日本のバンドが見たい(ほとんどいないけど)。
- 髪の毛切りたい。一昨年の12月から1度も切っていないから貞子みたいだし枝毛だらけだしでかなりだらしない。
- 半袖着て外を歩き回りたい。今年こそグラスゴーにも夏がありますように。


人恋しさは実はあまりないです。あまり日本語は頭に入れたくない(と言いつつ日本語でブログを書いている)っていうのもあるし、電話やメールや手紙があるし。くだらない話をして笑うのは、次の機会のお楽しみ。

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そして、丸1年記念かのように昨日舞い込んできたニュースが、Blackbudのグラスゴー公演決定(今月31日なのにまだチケット発売されてない様子・・・心配)。このバンドを見るためにイギリスに来たと言っても過言でない位、思い入れているバンドなのです。売れ線じゃないのは百も承知だけど、「これで日本盤が出なかったら、日本のレコード会社の人達の耳はどうかしてる」とおっしゃったファンの方の気持ちもよく分かります。こうゆう良質なバンドこそ、日の目を浴びる機会があって欲しいのに。
6月8日リリースのアルバムがオフィで全曲試聴出来るので、興味のある方は是非。
http://www.blackbud.co.uk/

Blackbudの前にも、実はSubpoltsDirectorThe Horrorsと欲しいアルバムが目白押しなのですが、3枚とも買うお金がありません・・・ううう。少し辛いですが、ネットで聞いて持ちこたえることにします。
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2009/05/07 05:43
We Support Solar
Klaxons recording new album in solar-powered studio - NME.com (6/5/2009)

すぐに気付く方もいらっしゃるかもしれませんが、「ソーラーパネルで動くスタジオ」と言えば、もうロンドンの「The Premises」しかありません。ニュースにせずとも、普通に使われているスタジオですので、別段ここで取り上げる必要はないのですが、何故取り上げたのかと言えば、これをきっかけにしてか、クラクソンズが「We Support Solar」キャンペーンへの支援を表明した、という点が引っかかったからです。

このキャンペーンは、太陽光発電の導入を促すため、固定価格買い取り制度(wiki)等の導入を政府に求めているとのこと。NMEには「200人を超える国会議員の賛同を得ている」とありますが、さらにこのキャンペーンには主要NGOsも参加しています。

太陽光発電といえば、ソーラーパネルの生産に莫大なエネルギーが必要とか、色々批判も多い発電方法なのですが(エネルギー分野が専門のうちのフラットメイトも、太陽光発電はダメだとよく言っています・・・)、それら批判に対する見解がキャンペーンサイトのここに載っています。少し微妙なところもありますが、勉強になるので、気になる方は読んでみてはいかがでしょうか?ちなみに、先述した批判に対しては、「1年で元は取れる」という回答が掲載されています(これを"the energy payback time"と呼ぶそうです)。
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2009/05/05 18:46
インタビュー
090505.jpg
この会場にて取材が1本。・・・すごいデザイン。

北アイルランド旅行~アイスランド旅行~エッセイ提出と続き、昨日一昨日はロンドン取材旅行で、今朝グラスゴーに帰ってきました。本当は余裕を持って予定を組んでいたはずなのですが、予定外の出来事が色々起きて、慌ただしくなってしまいました。でも、無事に全て終えることが出来、ほっと一安心。

自分用メモも含め、修論用に行ったインタビュー取材について少しだけ。
以前少し書いたような気がするのですが、修論はライブ音楽産業と環境問題について書いています。インターンがフェス関連だったこともあり、フェスの話が中心になりますが、今回はもう少し広く「ライブ音楽産業」という点で、絶対話を聞いておきたかったお二方にインタビューさせていただきました。この話題についてのパイオニアであるプロダクション関係者と音楽産業の環境問題についてリサーチされている研究者、とだけ言っておきます。一学生の取材にも関わらず嫌な顔一つせず、忙しい時間の合間を縫って、貴重なお話をたくさんしていただきました。本当に感謝で一杯です。

学術論文なので、当然色んな疑問点や批判点などをふまえた上でインタビューをさせていただいたのですが、私が「今音楽業界で起こっているこの流れは良い」と思っていたところはさらにポジティブに、「ここはおかしい」と思っていたところは、これから改善されていくであろう、もしくは問題点としてムーブメントの中にいる人も既に気づき始めているというと実感できたことが、この取材の何よりの収穫だったと思います。そして、ポピュラー音楽学という観点からこの問題にアプローチする意義は確かにあると確かめることも出来、自信にもなりました。
続きを読む
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2009/05/03 04:55
R.I.P.
<訃報>忌野清志郎さん58歳=ロック歌手 がん治療続け - Yahoo!Japan (2/5/2009)
清志郎さん死去 泉谷さん「オレは認めん」 悼む声次々 - asahi.com (2/5/2009)

5月2日。Xのhideが亡くなったのも、11年前、98年の5月2日でしたね。

清志郎さんは1度フジロックで見ました。グリーン。04年?特段ファンではないですが、とても楽しかったのを覚えています。見て良かったと思った素敵なライブでした。

今年もしフジに行けたら、もう1度見れるかと思っていました。残念です。

ご冥福をお祈りします。
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2009/05/01 22:35
著作権保護期間延長案、欧州議会を通過
火曜日にアイスランドからグラスゴーに戻ってきました。その日から数日間エッセイに専念していましたが、昨日無事に提出。ようやく時間が出来たので、「さあ更新!」・・・と思ったら、前回の更新から10日も経ってしまっていて、とてもブログで振り返ることはできません・・・。でも、これ以上放置できないので、1つだけ載せておきます。

EUROPEAN PARLIAMENT PASS COPYRIGHT EXTENSION - CMU Daily (24/4/2009)
欧州議会において、EU国内の著作権保護期間延長案(50年から70年)が通過しました。同時に、「use it or lose it」解決案(?)も通過。しかし、現行案が欧州評議会を通過するかについては疑問の声があるようです。というのも、既にイギリスは70年への延長の場合のみ著作権保護期間延長に賛成する姿勢を示しているからです。私がMEPs(欧州議会議員)に送ったメールの返事でも、「70年なら賛成」としているものがちらほらありました。ただ、記事は、妥協案として70年という数字が採用される可能性を指摘しており、どちらにしろ延長に向けて着実に歩みを進めている・・・と言えるのかもしれません。

著作権の延長については、今まで様々な人が指摘してきたことの繰り返しになりますが、the Financial Timesが延長の必要性について疑問を投げかけています。興味のある方はどうぞご一読ください。
→ "Do not enclose the cultural commons" - FT.com (19/4/2009)

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昨日と今日は、グラスゴーで開催されているHinterlandというサーキット型の(超地味な)フェスに参加しています。日本でもたまに行われていますが、私個人はこうゆうフェスは初めての参加です。去年も似たようなフェスをやって失敗しているのに、今年も初日からなかなか全くオーガナイズされてないっぷりを発揮してくれています。でも、今日はついに初Dinosaur Pile-Upなので楽しみ。今日はその他にRemember Remember、Young Fathers、そしてJon Hopskinを見る予定です。
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プロフィール

anno69(@yano)

  • Author:anno69(@yano)
  • イギリスの音楽産業、特にデジタル・ミュージックと音楽産業における環境問題対策に関するブログ。スコットランド大学院留学記も。
    管理人は、スコットランドのグラスゴー大学大学院ポピュラー音楽学コースを修了し、帰国。音楽好きの普通の会社員をしています。お問い合わせは cielo0818_ls [at] hotmail.com までお気軽にどうぞ。
    A blog dedicated to topics of the UK music market in particular digital music, copyright and environmentalism in pop music.

    ●Twitter:http://twitter.com/anno69
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