イギリスの音楽産業について考えるブログ
--
--/--/-- --:--
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 トラックバック(-) | コメント(-) | Page top↑
--
2009/10/31 05:04
FAC: a2f2a.com+α
英ミュージシャンによる圧力団体Featured Artists' Coalition(FAC)絡みで2つほど。

a2f2a site aiming to spark debate on filesharing and digital music - Music Ally (26/10/2009)

デジタル・ミュージックとパイラシーといったデジタル時代の問題について、アーティスト-ファンを繋ぎ、ディベートを深める目的で、a2f2a.comというブログが始まったというニュース。p2pnet.netのJon Newton氏とアーティスト(拙ブログではほとんどの場合"ミュージシャン"という表現を使いますが、便宜上今回のみアーティスト)でありFACメンバーであるBilly Braggにより共同設立されたブログ。同ブログの目的については、p2pnet.netのこの記事を参照ください(余談ですが、FACのボードメンバーは積極的に活動しているようですね)。この暗号みたいな「a2f2a.com」という名前ですが、「artist-to-fan-to-artist dot com」から来ており、同ブログ曰く、「アーティストとファンがダイレクトに意見を交わす初めてのウェブサイト」を表すもののようです。知名度はまだ低いかと思いますが、記事によっては60を超えるコメントがつくなど、早速議論が進んでいる模様です。ちなみに、FACメンバーは同ブログより正式に参加の招待を受けており、Billy Braggも、FACのメーリングリストにて、同ブログ上のディベートへの参加を呼びかけています。

結構専門的な話も多いので、集まる意見が本当にパイラシー問題等に興味のあるファンのものに偏りそうですが、それを考慮しても、“ファンの意見を聞く場所”としてブログをボンと設けてしまう方が、
「ライブ会場で会ったファンに聞いた」「友達の1人の意見で」みたいな意見交換よりもずっと効率的且つ生産的な議論が出来るのは間違いないでしょう。少なくとも、Bragg氏(および、FAC主要メンバー)が、ファンの声に耳を傾ける姿勢を見せた点については評価できます。

Mandelson to maroon file-sharing pirates - Channel 4 News(28/10/2009)
もう1つは、イギリスのテレビチャンネル・Channel 4の報道番組内で放送されたニュース記事。改めて続報を記事にする予定ですが、英ビジネス・イノベーション・技能省(BIS) のマンデルソン大臣が、インターネット遮断を最終手段とするパイラシー対策を法律化する動きに関するニュースで、FACメンバーでありRadioheadギタリストのEd O'Brien氏と、著作権盗難防止連盟(Federation Against Copyright Theft-FACT)のEddy Leviten氏が、スタジオ内で討論を交わしています(エドはFACイベントが行われたPRS前から中継にて参加)。FAC側も政府同様パイラシー対策が必要との姿勢なので、こういった時間の限られた中では、FACと政府の姿勢の違いを明確にするのは難しいなと、ビデオを見ていて改めて感じた次第。それにしても、「PRS For Music」(日本のJasrac的な印税徴収団体)のロゴが輝く背後でエドが中継で参戦するというのは、なんだか違和感が・・・。ともかく、興味のある人はビデオと併せて是非どうぞ。


スポンサーサイト
Featured Artists Coalition トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
--
2009/10/29 07:06
2009年度A Greener Festivalの全受賞フェス発表
Final Greener Festival Awards Announced for 2009 - A Greener Festival (23/10/2009)

環境対策を積極的に実践しているフェスの認定マークとも言うべきA Greener Festival Awardsの今年度の最終受賞フェスが発表になりました。AGFの審査方法ですが、各フェスが、事前に自己申告制のチェックリストを申し込み費用と一緒に提出。フェス当日にAGFから派遣されたボランティアの査察グループが、チェックリスト通りに環境対策が本当に実行されているかを確認し、一定レベルに達しているフェスには、達成度に応じた賞が贈られます。詳しくは拙ブログのこの記事を参照ください。

記事にあるAGFの共同設立者Ben Challisによれば、申し込みフェス数が前年比20%増加し、また特別エコ度が高いと評価されたOutstanding Greener Festivalsの数も13にアップ(昨年は6)。さらに、UK外からのエントリーも過去最高を記録したとのこと。昨年と今年の受賞フェスリストを比べると、去年よりレベルの高い認定を受けたフェスも結構ありますね。この点は評価出来ます。

が、今年のリストを見て、すぐに気付く異変。それは、去年まで名を連ねていたFestival Republic主催のフェス(Reading/Leeds、Latitude、Electric Picnic)の名前がないこと。さらに、去年はOutstanding認定だったShambalaや、エコやオーガニックなどを売りにしたニッチェ・フェスで、同じく昨年受賞フェスのEnd of the Roadや2000 trees festivalの名前もなし。去年はあって今年はリストにないフェスの中には、残念ながら様々な理由で開催されなかったフェスもあるのですが、上記のフェスは、参加してれば受賞確実なので、今年は意図的にAGFに参加しなかったのではないかと思われます。

では、何故彼らは参加しなかったのか?パッと思いつく理由と言えば:

- 参加費を払うだけの余裕がなかった(これはないか)。
- 既にエコなフェスという定評を得ているので、わざわざAGFに頼る必要はなくなった(Shambala、EotR、2000 treesみたいなニッチェ・フェスはこれが最もあり得そうな)。
- 音楽業界のエコ・ムーブメントにのらず、独自路線で真の意味での持続可能性を探るため(これもニッチェ・フェスならありえるが、Festival Republicももしかしたらこれが理由かも)。


この点は、ちょっと探り入れてみようかと思います。

それから、もう1つ目を惹くのは海外組の多さ。特に、Outstandingカテゴリーにおける、オーストラリアのフェスの多さは、100近いフェスが開催されてる本国イギリスと比べたら、拍手ものと言えるかも。ただ、Outstandingほとんどヒッピー流れの小規模フェスだし、オーストラリアはその手のフェスが多そうなので、当然の結果かもしれません。同時に、昨年のUKの受賞フェスがごそっと手を引いたせいもあってか、イギリスの受賞フェス数が本当に減ってしまった印象も強く残ります。来年もこの傾向が続くのかどうかが気になるところ。特に、今年受賞フェスに選ばれたUKのニッチェ・フェスが、来年どんな動きをとるかは注目した方が良さそうです。

最後にもう1つ気になったのが、AGFの最終結果に対する業界の注目度の低さ。ずっと更新が止まったままのJulie's Bicycleが動くこともなく、業界系ウェブもMusic Weekすら取り上げてくれない始末(紙面版では記事になるかもしれないけど)。これはちょっと酷い。こんなんで大丈夫なんだろうか・・・。

最後に、このニュース関連でウェブを回っていた時に見つけた以下の2つも合わせてどうぞ:

●Shambalaの持続可能性のセクション(URL)に、彼らの環境対策に関する3つのpdfファイルがリンクされてるのですが、これは読みごたえありそう。読むのが今から楽しみです。

Bestival, Lovebox to cut carbon emissions by 10% - Virtual Festival (26/10/2009)
AGF受賞フェスでもあるBestival(仮装パーティー的な側面が強いことでも有名)とGroove ArmadaのTom Findlayが創設したLoveboxが、「10:10キャンペーン」(10%のCO2削減しよう!というキャンペーンのようです)とタッグを組んだ結果、無事10%のCO2削減に成功したというニュースです。これ以上の詳しいことがどこにも書かれていないので分かりませんが、削減方法とか、carbon auditはどうやったとか、続報があればいいなとは思います。期待はしないですが・・・。
フェスと環境問題 トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
--
2009/10/25 19:03
PIAS / Youtube deal
PIAS Entertainment Group Signs With YouTube - Billboard.biz (19/10/2009)
Independent musicians set for windfall after YouTube deal - The Guardian(20/10/2009)

200以上のレーベルのビジネスを支えているPIAS Entertainment Groupが、この度Youtubeとライセンス&マーケティングに関する契約にサインしたというニュース。この契約は、オフィシャルビデオやファンが作成した際に使われたコンテンツを含む他、レーベル側は、PIASを通じ、Youtubeで流したくない音楽や映像作品の削除依頼が可能になるとのこと。

・・・というだけのニュースなのですが、デジタル・ビジネスに疎い私は「あれ?」と思うわけです。今までも、印税はPRSを通じてミュージシャンに流れてなければいけなかったはずでは?PIASがYoutubeと契約することによって、レーベル側がYoutube上で自身が所有するコンテンツの使用をコントロールできる以外のメリットは?・・・ていう。どこのメディアも「契約が結ばれました」以外のことは報道していないので、その辺の問題は普通にクリアーなのかなぁとは思うのですが、私にはまだ分からないことが多い・・・うーん。
音楽ニュース トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
--
2009/10/23 01:50
グラスゴーへの恩返し
091022-2.jpg
超可愛いジャケット。Zoey Van Goey - The Cage Was Unlocked All Along

このブログを始めたばっかりの頃に紹介したグラスゴーのバンド、Zoey Van Goey。彼らが自主制作し、今年夏に発売したデビュー・アルバム「The Cage Was Unlocked All Along」が、この度グラスゴー最大のレーベルChemikal Underground(デルガドス、モグワイ等)との契約を機に再リリースが決まり、今月19日から日本でもamazonなどで購入可能になっています。9月のライブに行ったとき、自主制作盤がまだ少しだけ余ってるっていうから、買おうか迷って結局買わなかったことを今更後悔。でも、まさか、今更アルバム持ってないだなんて言えなかったし・・・うーん。

最初にZVGを見た時は結構グダグダだったんですけど、その次に見たのは、北野武監督の「Doll」をモチーフにしたお芝居とコラボレーションでしたが、これが本当に良くて。で、最後に見た9月のライブは、実力もしっかりついてたし、とても楽しかったです。本当に良いバンドになったなぁと思います。

091022.jpg
Zoey Van Goey are:
 Kim Moore
 Matt Brennan
 Michael John McCarthy

彼らはグラスゴーで活動中だけど、出身はイングランド、アイルランド、カナダとバラバラ。でも、サウンドは所謂グラスゴー的なネオアコというのが、個人的にはとても面白いな、と。グラスゴーの音楽シーンは多様であるとはいえ、グラスゴーだけでなく、スコットランド全体として、ネオアコ流れのバンドは確かに多いとは思います。でも、何でそうゆうバンドが輩出されやすいのかと言えば、グラスゴー人が作るとそうなるんじゃなく、グラスゴーの人達に馴染みのある音で、且つそうゆう音楽が好きだからではないかと、個人的には感じています。だから、作る方がグラスゴー出身である必要はないのかも、と。特に、ZVGの場合は、カナダとアイルランドという、フォーキーなサウンドに定評のある国出身のメンバーがいるわけで、彼らの作り出す音楽が、グラスゴー好みのサイケな感じになるのも当たり前といえば当たり前なのかも。

グラスゴー好きはマスト。そうでなくても是非聞いてみてください。
●Links
Official Website
Myspace


(冒頭部分で、典型的なグラスゴーのフラットの外観が見れます。懐かしい~涙)

昔チラッと書いたのですが、バンド、マネージメント、レーベルとも、学校繋がりで色々お世話になったので、ブログでささやかながら恩返し。・・・恩返しになってると言うのかなぁ・・・うーん。
お気に入り トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
--
2009/10/19 04:23
CD+ライブチケットのセットはいかが?
Stereophonics gig tickets come with music - Music Ally(16/10/2009)

短かめにこのニュース。

本国イギリスではまだまだ根強い人気を誇るStereophonicsが、来年のツアーのチケットとニューアルバムをセット販売したというニュース。このセットを購入した人は、無料のライブCDがついてくるそうです。Music Allyが記事をアップした時点では「既に1000セット売れている」となっていますが、オフィシャルサイトを見る限り(URL)、現時点では完売になっています。

メディアの報道の限り、このセット販売は“新たな試み”と捉えられているようですが、よく考えれば、別に新しいわけではない。今年春、私も大好きなアイルランドの人気バンドFight Like Apesが、やはりアルバムとツアーのコンボセットを販売していて、コンボで買うと少し割安になっていました(・・・ということをライブのチケットを買った直後に知って、ショックだったっていう)。コンボにして売った例はまだまだ沢山ありそうですが、今回何故ステフォニの件がニュースになったのかといえば、単純に:(1)ステフォニ・レベルでこうゆう例があまりなかったから (2)ライブ産業が今熱い注目を浴びているから - と考えるのが普通でしょう。

私は、セット販売はバンド側とファン側のどちらの需要も満たす良い戦略ではないかと思います。ファンは貴重なチケットをいち早く確実に手に入れたい。バンドは、そんな熱心なファンにチケットを優先的に回したいし、より多くのファンが来場すれば、物販などで収益を上げることが出来る。今はCDよりライブの方が売れる時代。SpotifyやWe7(加えるならばP2Pを利用した違法ダウンロード)等でお金をかけず音楽を聞く人も、ライブのためにはお金を出さなければならない。ステフォニは、元々ライブのチケットはキッチリソールドアウトに出来るタイプのバンドなので、ステフォニのCDを買うつもりはなかったけど、チケットのためにこのセットを買うなんて人もいるでしょう。コンボ購入者への特典が魅力的であれば、しっかり売り上げを上げることが出来るのではないかと思います。

話逸れますが、FLAは日本ツアーの計画があったみたいですが、結局来日しなかったですね(涙)。アイルランドでは12月にThe Academyという結構大きめのホールでライブがあるみたいですが、アルバム・リリース時BBCで結構かかってた割に、来月のロンドン公演のヴェニューはBorderlineという狭さ(チケット取り逃さないようにせねばっ!)。これではやはり来日させてもらえないのかしら・・・うう。日本好きのバンドなので、是非日本に来て欲しいなぁ・・・。
音楽ニュース トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
--
2009/10/16 01:13
ブログ・アクション・デイ

今日10月15日はブログ・アクション・デイです。世界中のブロガーが手を取り合って、1つの問題について記事を投稿しようという日。今年のテーマは「気候変動問題」とのことで、是非私も参加してみようと思います。オフィシャルサイトはこちら

で、私はどんなニュースを載せれば・・・と思ったのですが、素敵ブロガーcupnoodleさんの「かっぷぬーどるの洋楽ブログ」経由で、気候変動関係のExhibitionがあるとの情報をキャッチしたので、紹介してみます。

underwater.gif

Tank GirlやGorillazで知られるアーティスト・Jamie HewlettがOxfamと共にバングラデシュを訪問。そこで得たインスピレーションを元に描いた作品が、「Under Water Colours Exhibition」の一環として、流行発信地・イーストロンドンはBrick Laneのギャラリーに展示されます。ちなみに、バングラデシュは、元々、地理的な問題から洪水の被害を受けやすいことで有名ですが、今は温暖化の影響を最も早く被っている国としても知られています。

こうゆうコラボはバッシングの対象になりがち(「飛行機飛んでバングラ行ったんだろ?」的な)だし、イギリスでは、気候変動問題とバングラの話になると、しょっちゅうバングラ側にバッシングが飛ぶ(まぁ、元英植民地だった影響もあるんだろうけど)んですけど、「んなバッシングしてる暇があるなら、まずは現実を見よ」と、個人的には思います・・・。

ちょうど今週末Brick Lane行こうと思っていたので(先週末も行ったけど/苦笑)、足を伸ばしてみようと思います。もしロンドン近郊在住の方がいれば、是非。これを機会に、気候変動問題に対する関心が高まればと思います。以下、Oxfamのウェブより引用。

Under Water Colours Exhibition featuring Jamie Hewlett

Saturday 17–31 October 2009
Open every day 10.00 am – 6.00 pm
Free admission

Dray Walk Gallery (next to the Big Chill Bar, off Brick Lane)
Truman Brewery
Dray Walk, London E1W 6QL

(source: Jamie Hewlett climate change exhibition - Oxfam, accessed on 15/10/09)

社会問題 トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
--
2009/10/14 08:35
ロンドンで体にやさしい生活
ロンドンに引っ越すにあたり、最初に気になったのが買い物スポット。いつも買っているベジ用食材や自然食品、オーガニック認証基礎化粧品は果たしてどこで買えばいいのかな、と。以前拙ブログでも取り上げた通り(URL)、私の住んでいたグラスゴーのWest Endには地元の小さな自然食品屋さんがいくつかあって、そこに行けば欲しいものは全て手に入りましたが、私が今住んでいるエリアにはそうゆうお店がないので、どうしようかなぁ・・・と。

そこで、以前から興味のあったオーガニック・フード専門のスーパーWhole Foodsへ。元々アメリカ資本のスーパーらしいのですが、イギリスではロンドンにいくつかあります。先日カムデンに行ったときに見つけたので、初めて入ってみましたが、まぁもうビックリです。カムデン店はそんなに大きくないんですけど、さすがロンドン、グラスゴーで買えないブランドの物も沢山!ここのところ肌の乾燥が酷いので、昨日は1番大きいと噂のケンジントン店にボディ・クリームを探しに行きましたが、オーガニック野菜から穀物からサプリメントまで、大きい建物の2フロア全部がオーガニック or ナチュラル系製品!私個人、オーガニックなら何でも良いとは思っていないので(拙ブログで以前取り上げたこちらも参照)、Whole Foodsで買いたい物/買わない物とありますが、それでも、ベジタリアン+アレルギー持ちには天国みたいな場所です。グラスゴーのように学割がきかないのが残念ですが、普通のお店では売ってない豆乳チーズみたいな特殊な物やオーガニック認証基礎化粧品はここで買えばOKと分かったので、ほっと一安心。

個人的な話になりますが、ベジタリアンだったり、アトピーやアレルギーで避けてる物があったりすると、周りから「あれもこれも出来なくて大変ね」と見られるようなんですね。実際、出来ないことも不便なこともあるんですけど、結局はチョイスというか、制約のおかげで別の楽しみを見つけられるというか。例えば、ベジじゃない人はわざわざベジ・レストランなんかに行かないと思うけど、私はチョイスの1つなので行ったりする・・・とか。広告にあるような基礎化粧品は使うとアトピーが悪化しそうだから使わないけど、別に使いたいなんて思ってもないから、苦じゃない。要は、気持ちの持ちようかな、と。最近も、「ベジだと余計お金かかって大変でしょ?」と無神経に聞いてくる人がいましたが、かかってるとこもあるけど、節約できてるとこもある。例えば、お野菜は高いものも多いけど、食器洗うのに洗剤ほとんど使わなくて平気だから、お肉よく食べる人は洗剤の減りが遅い、とか。もしくは、自分が好きなことにお金かけてるんだから良いじゃん?とか思ったり。

・・・と、話を戻しますが、スーパーに行くこと自体はあまり好きではないんですけど、ロンドンみたいに、色んな特色を持ったスーパーがあって、選択肢が広いのは良いな、と。扱っている製品も幅広いし(まぁ、そんなにやたらめったら世界中から輸入してくれなくてもいいんですけど)、こうゆうところは、さすが首都・ロンドンなのかもしれません。でも、せっかくなので、個人経営のようなお店で、同じような物を買えるお店が見つけられたらなぁとは思います。

++++++++++++++++++++++++++

091013.jpg
おまけ。
基本的な人間の描き方を教わったので、ちょこちょこ練習中。自分が元・漫画研究部だと言う話をしたら、「じゃあ、人間描くのが好きなんじゃないですか?」と言われ、思わず納得。
経験上、絵は描けば描くほど上手くなる+楽しくなることはよく知ってる。なかなか楽しいです。
食生活 トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
--
2009/10/12 23:02
Live Nation/ Ticket Masterの合併にNo?
Competition Commission opposes Ticketmaster and Live Nation merger - The Guardian (8/10/2009)
U.S. Likely To Follow U.K. Objections On Ticketmaster - Billboard.biz (9/10/2009)

世界最大のコンサートプロモーターLive Nationと、これも世界最大のチケット販売業者Ticketmasterが合併に向けて動いてることは以前拙ブログでもお伝えしましたが(URL)、その続報です。

この件に関して、イギリスの公正取引委員会はこの度、競争が妨げられ、消費者のチケット売買のチョイスが減る、またチケット代が値上がりし、サービスの質が低下する等の問題が懸念されるとする現段階での見解を発表しました。これには、ドイツのチケット販売業者で、Live Nationとパートナーシップを結んだばかりのCTS Eventim AGの件が深く影響を与えたのではないかと言われているようです。上記2つの記事によれば、CTSはLive Nationとのパートナーシップを足がかりに、イギリスのチケット販売マーケットへの参入を目論んでいたそう。しかし、この合併が認められた場合、CTSはイギリスへの参入を行わない意向を示したとのことで、これが、競争の妨げの例として重要視されたようです。

2つのマンモス企業が合併することによる市場独占とそれによる上記のような弊害は、合併の噂が浮上した頃から各方面からの批判の的になっていました。公正取引委員会が今回示した見解も、これら弊害に対する懸念を示すものとなっています。また、これを受け、アメリカの公正取引委員会もイギリスに続くのではないかと考えられているようです。

最終的なレポートは11月24日に発表になるとのことなので、その頃また続報としてブログで取り上げようと思います。
音楽ニュース トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
--
2009/10/10 05:53
ロンドンにて
honestjons.jpg
Honest Jon's Records。
店内に入ったら、いつもレビューを載せていただいているサイトの方とバッタリ。こんなこともあるんですね。

ロンドンに来ておよそ2週間弱経ちました。が、毎日“グラスゴー帰りたい病”に襲われております。本当に小さなことでもストレスになるんですね。グラスゴーでは当たり前のように使われている「to sit in(=“店内で食べていきます”の意味)」が通じないとか、イギリスにいるのに日本人だらけの環境とか。小さい頃にも、大好きな田舎町から都会への引っ越しで“帰りたい病”を発症してるんですけど、このパターンの引っ越しはトラウマ化してますね。ロンドンも10年くらい住まないと好きになれないかも。

ロンドンに関しては、ここ2週間色々考えてるんですけど、ロンドンはよほど目的意識のハッキリしている人じゃないと、留学するには難しい街だと思う。そう考えている理由を書くとちょっと愚痴っぽくなるので止めますが、ロンドンは大きすぎる分、良いことも悪いことも色々あるということだと思います。今は悪い方ばっか見てるのだと思うことにしてはいるんですけどね。

と、若干パワーダウン気味で、どうも音楽ニュースも放置気味・・・ですが、マイペースに更新していこうと思います。ひとまず、ロンドン引っ越し後の余談と言うことで。
戯れ言 トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
--
2009/10/07 02:42
気候変動キャンペーンと著名人
Climate song: The Beds Are Burning but where's Chris Martin? - The Guardian (1/10/2009)

私もこの記事を読むまで知らなかったのですが、アナン前国連事務総長と平和運動家ツツ氏と、55のミュージシャンが、地球温暖化の未来を左右すると言われる12月のコペンハーゲン会議に向けたチャリティーソングを発表。只今公式サイトで無料DLできるとのことです。

ガーディアンの記事が取り上げているのは、そのキャンペーンと著名人起用による影響力の話。選ばれた曲は、オーストラリアのバンドMidnight Oilが1987年にリリースしたヒット曲「Beds Are Burning」で、私はサッパリ知らないのですが、記事は、「曲のクオリティーより、このチャリティーに参加している著名人が誰なのかが大事」と強調。公式サイトを見ていただければお分かりの通り、それなりに知名度のあるミュージシャンの名前もありますが、チャリティーと言えば出てきそうな超大物 - 例えば、記事タイトルにあるColdplayのChris Martinや、U2のBono -の名前がありません。

記事によれば、超大物の起用を回避により、この手のチャリティーにありがちな、疑惑のようなものがこのキャンペーンにはかけられていないとのこと。また、大物回避は、オーガナイザーであるGlobal Humantarian Forumが、キャンペーンの(エスニックや国籍の)多様性を重視した結果(中国のポップスターがやヨーロッパのロックスターと共に起用されている/ Midnight Oilがアボリジニーコミュニティ出身のバンド)ではないかと記事は指摘しています。しかし、こういった良い面もありつつ、記事は、知名度の高い著名人を使うことのインパクトは計り知れないと主張。さらに、選曲もアレンジも決して良いチョイスとは言えず、「「Beds Are Burning」は温暖化防止キャンペーンを後押しするアンセムにはならなそうだ」としています。

大物を起用したチャリティーと言えば、バッシングがつきもの。私のグラスゴーのフラットメイトなんかも、しょっちゅう「金持ちが貧乏に“お金を寄付しよう!”なんてばかげてる。自分らが豪華な生活を止めてその分を寄付してくれればいいのよ」とよく言っておりました。つまり、このキャンペーンのように、金持ちを避ければ、こういったバッシングは避けられるかもしれない。しかし、私自身、「数日前この記事を読むまで、このキャンペーンの存在を全く知らなかった」という事実で、知名度の高いミュージシャンを起用することによる影響力の大きさを実感しました。これは何もチャリティーだけの話ではありません。例えば最近も、インターネット一時遮断を盛り込んだ政府のパイラシー対策案に関して、リリー・アレンが首を突っ込んだ途端、普段はそんなニュース気にもしないような人達まで巻き込んだ大騒ぎになりましたが、これが、まさに著名人の持つ力。Global Humantarian Forumがこのやりたいことは良く理解できるし賛同するけど、マスコミや一般市民の興味を引くためには、もっと慎重に選曲、人選する必要があるということかもしれません。特に、チャリティーなんかに興味もない人達にとっては、「元の曲を歌ってるバンドは、アボリジニー社会に属していた人達で・・・」なんて、ちっとも面白くない話なのかな、と。それとも、このキャンペーン自体が、ある程度気候変動や人権問題などに興味関心があり且つそれなりの素養があるような人達を対象にしているなら別ですが(そんなことはないと思いますけど)。

最後に、キャンペーンソングを貼っておきます。

音楽と環境問題 トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
--
2009/10/05 07:08
持続可能なイベント・マネージメントに関するコンフェレンス
First Sustainable Events Conference a big success - A Greener Festival's blog (30/9/2009)

バッキンガムシャー・ニュー大学(通称Bucks大)主催、AGF、Julie's Bicycle、Yourpe(ヨーロッパ・フェスティバル協会)協賛により、初めての「持続可能なイベント・マネージメントに関するコンフェレンス」が開催されました。

上記の記事に、コンフェレンスのまとめが箇条書きされているのですが、基本的には「フェスのブランド力を使って、スポンサーや委託業者へプレッシャーをかける必要がある」「近いうちに、環境対策をとらないことが不可能な時代が来る。今から環境対策を進めることが大事」といった、良くも悪くも、イベント運営者に言わせれば「そんなこととっくのとうに知ってるよ」的な内容にはなっています。やはり、じゃあ何をしていけばいいか?といったインセンティブが話し合われるようなコンフェレンスであって欲しい。また、大学主催なのにイベント・マネージメントの専門家がほとんどいないし、数少ない参加者は“お決まりの顔ぶれ”。以上を考慮すると、コンフェレンスとしては少し不発な印象はあります。もちろん、第1回目だから集まりが悪いのかもしれませんが、少なくとも、AGFやJB経由でUKの大小主要フェスにはコンフェレンスの案内がいっているはずなので、関係者のこのコンフェレンスに対する興味関心が薄いと考えるのが普通かもしれません。

ちなみに、Bucks大は、AGFの共同設立者であるClaire O’Neill氏がフェスと環境問題に関する卒論でBAを修めた大学。AGFとの関係が非常に深く、AGFのありとあらゆる活動にBucks大が絡んでいるといっても過言ではありません。ただ、個人的には、やっぱり学校は公平中立であるべきで、AGFとBucks大みたいな近すぎる関係は少し頂けないとは思う。他の大学関係者にも取り組みが広める意味でも、興味を持つ学生を増やす意味でも、音楽に関するイベント・マネージメントのコミュニティに、外からの空気がもっとはいるような環境になることを期待します。
フェスと環境問題 トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
--
2009/10/01 04:06
日本のアンダーグラウンド・シーン - "Turning Japanese"
Turning Japanese: Notes from the Underground – Part one - The Guardian (29/9/2009)

英語が比較的簡単なので、読みやすいと思います。拙ブログでは度々取り上げている英新聞The Guardianの"Turning Japanese"シリーズで、「なぜ日本でアンダーグラウンド・シーンは発達しないのか?」を検証する特集が組まれています。関係者3名へのインタビューを紹介するそうで、今回はその第1回目。金沢をベースに活動するRallye Labelのチカコシ・フミさんが日本のインディシーンに関してコメントしています。

日本のインディシーンがどうこうという話に関しては、色んな人が色んな考えを持っていらっしゃると思います。私自身は、業界人でもないしミュージシャンでもないから分からない面もあるけど、両方の分野にそれぞれ片足を突っ込んだ経験があって、且つ今活躍してるミュージシャン達と自分が同世代(20代中盤)というバックグラウンドを持ちつつ、さらに、イギリスからかつて所属していた日本のシーンを見ている。こういった状況で記事を読んだのですが、少しひっかかる部分があったので、ブログ記事にしてみました。以下は、本当に私の個人的な考えです。

++++++++++++++++++++++++++++

●疑問1: ポピュラー音楽はカッコイイ以上の何かでなければならないのか?
UKパンクのDIY精神だとか、ヒッピーとフリー・フェスティバル・ムーブメントとか、(少なくとも)イギリスの音楽シーンは、しばし社会現象や風潮との関連の中で語られてきました。でも、その一方、この関係というのはしばしば美化され、誇張され、ロックの"myth(=通説、虚像)"となって、リスナーに根付いているという点は忘れてはいけないと思う。特に、"Most bands don't express themselves beyond fashion(ほとんどの(日本の)バンドは、おしゃれのフレームワークを超えたところで自分たちを表現していない)"なんて、一体何を根拠に言っているのか正直よく分からない。このコメントは" – except a few big artists promoting environmentalism.(一部の大物が、環境問題を訴えている以外は。(注:これはap bankや坂本龍一のこと?))"と続くのだけど、 やはり、ポピュラー音楽と社会問題を必要以上にオーバーラップさせすぎている気がする。
それから、年がら年中デモ行進やってたり、階級制度が今も色濃く残ってて毎日がバトルみたいな国(=イギリス)と比べたら、日本の音楽が政治色が薄かったり、所謂"ムーブメント"みたいな動きにならないのは当然の結果。少なくても私の世代は、(それが良いか悪いかは別として)政治やラディカルなことに熱心になるような環境で成長してきてはいない。だから、パンクも日本ではファッションになった。西洋音楽をスタンダードにして日本のポピュラー音楽を見るから、日本の音楽はダメに見えるのだと思う。日本のポピュラー音楽の方が長けていることだってある。

●疑問2: ポピュラー音楽はアート?商品?
'Japanese people have a tendency to think that music is not "art", but "entertainment", something to be consumed.(日本人は、音楽は"アート"ではなく、消費される"エンターテイメント"と考える傾向にある)'っていう傾向が強いのはむしろイギリス人の方で、日本人の方がずっとアート志向が強いと思う。その理由は、主に、"ポピュラー音楽=アート"というmythが日本ではまだ根強く残っていると思うから。ちなみに、ポピュラー音楽学のこの議論に関する立場は、以前拙ブログで紹介させていただいたが(URL)、消費されないポピュラー音楽はありえない - つまり、音楽は創作物という意味で"アート"であるが、消費される"エンターテイメント"でもあるという二面性を持っている、と考えられている。

●疑問3: メジャー志向は今でも強いのか?
"We grow up with J-POP and this is what young bands aspire to: joining a major label and getting famous.(私たちはJ-POPと共に育った。これこそ、今の若いバンドたちが切望しているもの - つまり、メジャーレーベルに所属して、有名になると言うことだ。)"というのは、少し理解できない。 私の1つ上の世代はAir Jam世代。そして私が中高校生の時は、インディレーベルに所属するパンクバンドが売れていて、インディレーベルの方がむしろカッコイイと思っていた世代だ。メジャー・レーベルに所属しなくても活動出来るようになる過程を見てきた(ただし、そのインディレーベルが実質メジャーの傘下、みたいな状況はあるだろう)Air Jam以降の世代の中で、メジャー信仰がAir Jam以前と同じかそれ以上に根強く残っているとは正直思えない。

●疑問4: 何故日本のバンドは海外で成功しないのか?
記事では「野心がないから」となっているけど、海外で活動している日本のインディバンドなんてうじゃうじゃいる。"Japanese indie bands influenced by western groups tend to sound exactly like the bands they are influenced by – so they don't appeal to an international audience because they don't have anything original to offer.(西洋ミュージシャンから影響を受けた日本のインディバンドは、影響を受けたバンドそっくりそのままの音楽をやる傾向がある。これではオリジナリティがないから、海外の音楽ファンには魅力的に映らない)"というのは、前半は同意できるけど、後半は少し違うかな、と。西洋のミュージシャンに影響を受けた日本のバンドのオリジナリティって、何だろうか?どんなことをやったら、海外の音楽ファンにも「これは日本ならではのロックだ!カッコイイ!」と思ってもらえるか?これも以前拙ブログで取り上げましたが(当時の拙い英語ですが、この記事の1、2、4パラグラフ目参照)、海外から需要のある日本のバンドは、"外国人にとって"日本っぽいバンドであって(例えばヴィジュアル系)、日本のバンド側ばかりを責めるべきではないと思う。
それから、英米には山ほどバンドがいて、日本のバンドが英米のメインストリームに入る隙がないってのはあると思う(アングラならあるだろうけど)。オーストラリアのバンドマンですら、「英米には入る隙がない」と言っている位だから、文化の壁がある日本のバンドならなおさら。

++++++++++++++++++++++++++

唯一同意できたのは最後のパラグラフの前半部分。ライブハウスに出演するときのノルマは本当に高すぎると思う。友達に対してチケット代を値下げするバンドマンは多いから、仮にチケットを捌けても最終的には大抵赤字。私の友達のバンドは、1ライブにつき1人1万円前後払っていたが、これではライブを多くこなそうにも限界というものがある。このシステムを変えるのは不可能に近いとよく聞くが、少しでも良いので改善して欲しいと思う。

ともかく、色んな人の意見を聞くのは面白い。残り2人はどんな人が登場するのか、そしてどんな話が出てくるのか、とても楽しみ。

++++++++++++++++++++++++++

最後に、無事ロンドン到着しました。身の回りの整理はひとまず終わったので、これから少しお部屋のオーガナイズをしようかなと思います。グラスゴーは本当に好きだけど、比べるとロンドンが悪く見えるだけなので(過去の引っ越しで経験済み)、出来るだけ比べないで、ロンドンはロンドンとして、楽しみたいと思います。でも、グラスゴーにいる友達から「引っ越し大丈夫だった?」なんて連絡もらうと、まだほろっと来てしまう・・・うう(涙)。
日本の音楽ニュース トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
-
プロフィール

anno69(@yano)

  • Author:anno69(@yano)
  • イギリスの音楽産業、特にデジタル・ミュージックと音楽産業における環境問題対策に関するブログ。スコットランド大学院留学記も。
    管理人は、スコットランドのグラスゴー大学大学院ポピュラー音楽学コースを修了し、帰国。音楽好きの普通の会社員をしています。お問い合わせは cielo0818_ls [at] hotmail.com までお気軽にどうぞ。
    A blog dedicated to topics of the UK music market in particular digital music, copyright and environmentalism in pop music.

    ●Twitter:http://twitter.com/anno69
-
最近の記事
-
最近のコメント
-
最近のトラックバック
-
月別アーカイブ
-
カテゴリー
-
ブログ内検索
-
RSSフィード
-
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。