イギリスの音楽産業について考えるブログ
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2009/01/12 06:02
今週の英音楽ニュース(11/1/2009)
いつもの日曜更新のルーティーンに戻すために、今週2度目の英音楽ニュースです。

UK singles sales hit record high in 2008 - The Guardian (8/1/2009)
REASONS TO BE CHEERFUL FROM THE BPI AND ERA - CMU Daily (8/1/2009)
イギリスでリリースされた2008年の年間CD売上に関する記事です。
シングルは、デジタル配信での売上が好調。1億1300万ユニットを記録し、41.5%の伸びを記録。一方CDシングルは460万枚で43.5%の下落です。
一方、アルバムですが、デジタル配信が1000万ユニット、65%の売上増を記録し、アルバムセールスに占めるデジタル配信での売上の割合は7.7%になったそう。一方アルバムCDですが、専門家の予想に反し、1億1500万枚の売上、3.6%の下落と意外と緩やか。その上、2008年最後の四半期は、なんとアルバムセールスは、昨年の同時期の売上と比べて0.9%上昇したそうです。これは、The KillersやTake That、Girls Aloudなど人気バンドのリリースと重なったためではないかと言われているようです。
CMUの記事では、この結果を「good news」と評価。BPIを引っ張るGeoff Taylor氏も「この不況の中で、人々はお財布に優しいながらも楽しみをくれるものを求めている。音楽は、シンプルに、その需要を満たしているというだけなんだ」と前向きなコメント。CMUによれば、DVDやゲームソフトの売上も4%の伸びだったようで(4億8580万ユニット)、倒産等のニュースが続くエンタメ業界とはいえど、全体的にはむしろ健闘しているという見方が広がっているようです。でも、Entertainment Retailer's AssociationのKim Bayley氏のコメントはどうも納得がいきません:

Consumers are sending us a strong message that the best insurance against recession is hit product delivered on a wide range of formats.
(消費者は、「この不況を乗り切る(心の)保険のような役割を果たすのは、様々なフォーマットで届けられるヒット商品である」というメッセージを我々に送っているのだ)(訳に自信なし・・・)


こんだけ楽しみ方(フォーマット)が広がると、あと3年くらいしたらめんどくさいことになるのではないかという気がしてならないのは私だけでしょうか?フォーマットが変わる度に買い換え、買い換え・・・になるのは一生続くと思いますが、「レコードプレイヤーは必要だし、MP3の音源も増えたからCDプレイヤーじゃなくてiPodを買わないといけないし、でもまだカセットも持ってるからカセットデッキは捨てられないし・・・」というのは、なんとなくやりすぎてる気がしてしまいます。その一方で、「このアルバムはレコードの方が良い」「これはCDで聞きたい曲」と楽しく選んでいたりもするんですけどね。

5% of last year's UK hits were made by Swedes (and other interesting pop facts) - The Guardian (3/1/2008)
前回紹介し忘れました。2008年セールスの続き。2008年にイギリスで最も売れた曲の傾向を、年齢、性別、国籍、ジャンル、活動形態で分類し、グラフ化したフラッシュが上記の記事に載っています。見たいカテゴリーをクリックすると、円グラフでその結果が分かります。ただ、「なるほど~」と感心するだけなのですが、面白かったです。グラフがあるだけで難しい英語も何もないので、英語が苦手という方も是非どうぞ。

Little Boots tops music tips list - BBC News (9/1/2009)
BBCが投票によって決める「BBC Sound of 2009」。過去のリストにはKeane、Bloc Party、カイザーチーフス、クラクソンズなども名前を連ね、「選ばれれば成功は約束されたようなもの」と言わんばかりのリストですが、今年の第1位には、Blackpool出身の24歳女性シンガー、Little Bootsが選ばれたようです。ちなみに、彼女が演奏している白いボードみたいなものは、「Tenori-on」という日本の機材(?)だそうです。「新人」と言えど、第2位のWhite Liesの「To Lose My Life」は既にラジオでガンガンかかっているし、3位のFlorence and the Machineも期待のニューカマー特集ではもはや名前を見ないことはない勢いで、既に注目度の高いアーティストが並んでいると言えそう。このリストを見ていると、今年前半も、どうやらシンセでピコピコな感じのアーティストが流行りそうな流れですね。それと、THe Observerにも書いてありましたが、「Popは女の子のモノ!」なんて印象を受ける人もいるかもしれません。個人的には、この5組の中ではやっぱりFlorence and the Machineが好きです。BBCで見られるPVがものすんごく可愛いです。
新人がこうやって勢いよく登場しつつ、イギリスはこれからBrit Awardsなどの発表が行われて、華やいでいくのでしょう。

+++++++++++++++++++++++++

今日で冬休みがおしまいです。エッセイ+クリスマス+旅行で生活のリズムが崩れまくりでしたが、今週1週間で大分元に戻りました(体調だけが元に戻るどころか悪化する一方なのですが・・・大丈夫か、自分)。ともかく、後期は肩の力を抜いて勉強出来れば良いなぁと思います。
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anno69(@yano)

  • Author:anno69(@yano)
  • イギリスの音楽産業、特にデジタル・ミュージックと音楽産業における環境問題対策に関するブログ。スコットランド大学院留学記も。
    管理人は、スコットランドのグラスゴー大学大学院ポピュラー音楽学コースを修了し、帰国。音楽好きの普通の会社員をしています。お問い合わせは cielo0818_ls [at] hotmail.com までお気軽にどうぞ。
    A blog dedicated to topics of the UK music market in particular digital music, copyright and environmentalism in pop music.

    ●Twitter:http://twitter.com/anno69
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