イギリスの音楽産業について考えるブログ
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2009/02/09 02:29
イギリス人はどんな人?
金曜日は、インターンの後にちょっとだけ飲み会。直属の上司(?)が同じ方面に行くとのことで、その途中でまたパブに入って、なんとなくインターン先の社員さんと打ち解けてきた(ような気がする)今日この頃。そのパブで、上司から「当日キャンプサイト行ったら、想像を絶する酷さにショックを受けると思うよ。テントとテントの間はゴミが敷き詰められてるのよ」と言われましたが、既にショックで涙するのを覚悟でおります。

どうして「想像を絶する酷さ」になってしまうのか?そこで今やっているのが、オーディエンス分析(?)。どんな人たちがTフェスに来ているのか?環境に対する意識は?環境に対する何を知っていて、何を知らなくて、普段は何をやっているのか?これに関連して、今後いろいろやることがあるのですが、その1つとして、先週今週と読み漁っていたのが、環境に対する姿勢に関する調査レポート。色々レポートは出ていて、スコットランドもScottish Executiveという政府機関が独自のレポート(URL)を作っているのですが、これらのレポートが意外と面白いのです。面白いというか、なにコレ、みたいな数字が結構あるのです・・・。
そのスコットランドのレポートで1番ショッキングだったのは、ゴミのポイ捨てについて(pp.45)。「ゴミのポイ捨てについてどう思うか?」という質問に対し、「深刻な問題」と回答した人が、45歳以上は65%を超えているのに対し、16~44歳だと50%にも届きません(16-24歳で46%、25-45歳で49%)。補足しますが、グラスゴーの街はゴミだらけです。他のスコットランドの大都市もそんなに変わらないと思います。
「今の若い子達は環境教育を受けているから、少なくても今の大人世代よりは環境問題への意識が高いはず」と私の周りの人たちは口をそろえます。「25歳くらいの人たちは環境教育を受けていない」と言う人もいるけど、「いや、習ったよ」という人もいる。「学生より社会人の方が意識が高い」、「子どもをもつと意識が変わる」という人もいるけど、ここに書いたすべての一般認識が、この数字のどこにも現れていません。

意識と行動という点でこれらのレポートを読んでも、また面白い発見があります。

- (Scottish Executive)65歳以上の人は、たとえその環境問題に対しての危機意識が高くても、既に質素な生活をしている自分たちに責任はなく、自分の行動を変える必要はないと思っている。
- (同)「温暖化を引き起こしているのはオゾンホール」と思っている人が62%もいる(Defra(英環境・食料・農村地域省)のイングランド人対象のレポートだと69%)(※もちろん、オゾンホールは温暖化により引き起こされる問題で、引き起こしているわけではありません)
- (出典忘れました)気候変動対策にもっとも有効な手段の第1位に選ばれたのがリサイクル。


・・・ということで、この状態からよりエコな社会に転換していこうというのは、正直無謀のような気さえしますが、自分のプロジェクトでは、さまざまな問題点のどこかに焦点を絞って、今までと違う新しい戦略を実行しなければなりません。でも、今インターンをやって感じているのは、フェスのオーガナイザー自身が環境問題対策をやるのではなく、日本みたいに非営利組織に委託するというやり方が1番良いのではないかということ。Tフェスでは、観客エリアのゴミ箱は1種類のみで、ゴミの分別は会場外で手作業で行われています(非効率すぎる・・・)。先日ちょっとしたミーティングがあって、ある方が「ゴミ箱を複数置いて観客に分別させるべき」と提案したら、「どうせ後で分別するのだから、ゴミ箱を増やすだけお金の無駄」との回答が。もちろんその後さらに反論があったわけですが、とにかくお金、お金、お金・・・にならざるを得ない環境で環境問題対策をするというのは、どうも腑におちないのです。それならば、オーガナイザーから割り当てられた限られた費用の中で、非営利環境団体が動いた方が、よりフェアな対策を立てられるのではないか、と。

そういったあれこれはインターン後のレポートにまとめることにして、私は今できることをやるだけです。

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anno69(@yano)

  • Author:anno69(@yano)
  • イギリスの音楽産業、特にデジタル・ミュージックと音楽産業における環境問題対策に関するブログ。スコットランド大学院留学記も。
    管理人は、スコットランドのグラスゴー大学大学院ポピュラー音楽学コースを修了し、帰国。音楽好きの普通の会社員をしています。お問い合わせは cielo0818_ls [at] hotmail.com までお気軽にどうぞ。
    A blog dedicated to topics of the UK music market in particular digital music, copyright and environmentalism in pop music.

    ●Twitter:http://twitter.com/anno69
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