イギリスの音楽産業について考えるブログ
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2008/07/20 20:28
アル・ゴア氏、10年以内の米発電の転換を提案+太陽エネルギーの限界について
アメリカの元副大統領で、「不都合な真実」でも知られるアル・ゴア氏が「10年以内にアメリカにおける発電の全てをグリーンエネルギーに転換せよ」との提案を発表したようです。

演説の原稿は以下で読むことができます(動画付)。
"Al Gore: A Generational Challenge to Repower America"-We can solve the climate crisis.

前半は気候変動問題の深刻性について。その後、「我々は中国からお金を借りて、ペルシャ湾の石油を買い、それを燃やすことで地球を破壊しているのだ(We're borrowing money from China to buy oil from the Persian Gulf to burn it in ways that destroy the planet. )」という「え、そうなの?」という個人的に初耳の事実を述べたところで、提案について語られます。
以下、個人的視点で提案の箇所からいくつか引っ張ってきました。

・40分毎に世界で必要とするエネルギーの100%の太陽エネルギーが地球に降り注いでいることが明らかになっている。アメリカに多大な電力供給を行うことができる。
・アメリカ中西部の回廊地帯では、毎日アメリカの1日に必要な電力を100%まかなえる風が吹いている。
・以前では実現しそうにもない提案だったが、現在は状況が変わり、太陽光発電、風力発電、地熱発電にかかる費用低下の値が、石油価格の高騰の2倍になっている。
・例えばソーラーパネルの需要が高まったことで導入にかかる費用が今も下がり続けているのに対し、石油は需要が高まれば高まるほど価格は高騰するだけだ。
・10年以内にこのような転換は不能だという人は、この10年で劇的な変化がないと我々は環境問題解決への道を失うことを考えて欲しい。
・「今後40年以内」と定めた政治公約はもはや意味を持たないことを誰もが知っている。「10年以内」と定めなければ意味がない(例:ケネディ大統領によるアポロン計画)。

長いのですっ飛ばしますが、この後は、具体的にこんなことができる、とか「石油会社が何を約束しても石油価格が上がり続けることはほぼ確実」といった話があり、最後は米大統領選がらみで、候補者達にこのキャンペーンの参加を訴える形になっています。

スピーチにない提案の骨子等が読売新聞の記事にしっかり載ってますので、合わせてご確認を。
"できる?米発電10年で再生可能エネに転換…ゴア氏提案"-読売新聞

いかにもアメリカ人が寄ってきそうな演説だなぁと思いますが、とても良くできていると思います。ケネディ大統領についてはよく知らないのですが、ゴア氏が取り上げているケネディ氏の例を読んでいると“にわか”な私などは「なるほど」と頷いてしまいます。

実現できるか否かの議論は専門家ではないのでできませんが、「こうゆうことを言ってくれる日本人の政治家もいればいいのに」と思ってしまった人は私だけではないと信じています。

太陽光発電については、「なにこれ?」というのを少し前に見つけたので、合わせて紹介します。「続きを読む」からどうぞ。



その大本は、RadioheadのDASで去年1月26日に掲載されたジョニーの投稿
「昨日スタジオにいたみんなは信じてくれなかったから、ここに証拠を・・・」という文章とともに、"The Industrial Physicist"掲載の論文が紹介されています。論文のDLはこちらからどうぞ。

クリーン・エネルギーとして注目されている太陽光発電(Solar power)ですが、論文によれば2050年には、太陽からのマイクロ波の量は、世界で必要とされる量の15%にも満たないとのこと。その対策として提案されているのが「Solar Lunar Power Stations」(日本語訳発見できず)。月が受ける太陽光をエネルギーに転換し、地球に設置されたアンテナに送るシステムで、プエルトリコからの惑星レーダーで既に実用化されているそうです。

これについてネットで検索かけたのですが、どうキーワードを変えても実態が分かるような記事がないので、あまり盛り上がっている話ではないのかなというのが今のところの印象。でも、これが確かな推測であるならばかなり重大な問題ではないか・・・とも感じているところです。

それにしても、ジョニーはどこからこんな論文を・・・。
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anno69(@yano)

  • Author:anno69(@yano)
  • イギリスの音楽産業、特にデジタル・ミュージックと音楽産業における環境問題対策に関するブログ。スコットランド大学院留学記も。
    管理人は、スコットランドのグラスゴー大学大学院ポピュラー音楽学コースを修了し、帰国。音楽好きの普通の会社員をしています。お問い合わせは cielo0818_ls [at] hotmail.com までお気軽にどうぞ。
    A blog dedicated to topics of the UK music market in particular digital music, copyright and environmentalism in pop music.

    ●Twitter:http://twitter.com/anno69
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