イギリスの音楽産業について考えるブログ
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2008/07/28 06:14
ツアーにおける炭素排出量削減の取り組み-Radiohead(ライブ会場編)
※同タイトルの基礎編(URL)、実践編(URL)の続きになります。

今回は、私が行った2008年6月27日(金)のグラスゴー公演を例に、ライブ会場において、ファンの見える範囲でどのようなことが行われていたのか紹介します。


大きな地図で見る

グラスゴー公演の行われたグラスゴー・グリーン(Glasgow Green)はだだっ広い公園で、そこに特設ステージが設置された形になります。City Centre(市街地)内にあり、その中心地であるブキャナン・バスステーションから、おそらく歩いて15分位のところにあります。ブキャナン・バスステーションの隣には電車と地下鉄の駅があり、そこから歩いて10分程度のところに別の電車と地下鉄の駅があり、ここから会場までは早足で歩いて10分ほど。このエリアは数え切れないほどのバスルートが走っていて、主要なルートは11時を過ぎても運行している上に深夜バスも有り。スコットランドの各都市から臨時の直通バス(各都市-ブキャナン・バスステーション間)が運行されており、極めてアクセスの良い環境だったと言えます。

Radioheadのライブが始まったのがおそらく9時を過ぎた頃で、終演は10時50分頃。ショッピングストリートは帰宅するファンが大挙してる以外はがらんとしてましたが、バスルートの多く通る道はまだまだ人通りも車も多く、私も悠々とバスに乗って危険なことなく帰宅できました。
【Radioheadの「eco-friendly」な活動(ライブ会場より)】
※画像をクリックすると大きな画像で見られます。

080727.jpg
・会場そばに特設の駐輪場(実際に駐輪された自転車は50台程だったらしい。詳しくはこちら。)

080727-4.jpg  080727-3.jpg
・グッズのシャツはペットボトルをリサイクルした繊維が使われている(「買うことで環境問題に貢献できる」と書かれたメッセージ・ボードが物販に飾ってある)

080727-6.jpg
※グッズにもなっているスチールのウォーター・ボトルはメンバーも使用中。エドの右手にある機材の上に、水色のボトルがのっかっている(ということに今気づいた)。

toilet.jpg
・飲み水を水筒や使用済みのペットボトルなどに注げるコーナーがある(無料。イギリスではポピュラーなエコ対策の模様)

recycle1.jpg
・デポジット制のドリンク・カップ

・ゴミの分別(といっても、残飯とプラの2種類)

080727-2.jpg  080727-5.jpg
・エコとはあまり関係ないですが、コマーシャリズムの極力排除について、アイルランドの情報誌「Hot Press」vol.32(6/18発売)に記述あり。グラスゴー公演ではどうだったのかハッキリと分かりませんが・・・。

===============================

今でも一点気になっているのが、屋台にチップスを買いに行ったとき、隣にいた女性のグループが何かを買おうとして店員さんに「それはバンドの意向でできないの」と言われてふがいなさそうにしていたこと。バンドの意向で何ができなかったのでしょうか・・・。

屋台の食事は、おそらく堆肥化可能な使い捨て容器が使われていたのだと思いますが、ゴミを捨てる場所が残飯とプラしかなく、その使い捨て容器はどこに捨てるんだ?とは正直思いました。おそらくですが、グラスゴーでは雑誌、缶、ペットボトルが一括資源ゴミとして回収された後、Eco Decoというイタリア製の機械で分別するという不効率なシステムをとっているので、今回もプラのフォークやスプーンと堆肥化可能な使い捨て容器が同じゴミ箱に集められ、後で手作業か何かで分別という形をとっているのではないかと推測しています。ゴミ箱も小さいし、ゴミに関しては非常に不親切でした。ただし、私が集めた情報から判断する限り、この件についてはバンドというよりおそらくプロモーター(スコットランド最大手のDF Concerts)の問題だと思われます。

食品関係でいうと、最前列の柵とステージの間に水が満タンになったポリバケツがいくつも設置されていて、セキュリティが、これも堆肥化可能と思われる紙コップみたいなもので水をくんで前方のお客さんに配るという、日本では見たことのないような好待遇が待っていました。言うまでもなく、飲み終わったコップが柵とステージの間に散乱していました。恐ろしい数でした。これはライブ後回収された模様。

ちなみに、終演後の会場はこんな感じ↓
080630.jpg
ステージからかなり外れたところで撮ったので手前はあまり落ちてないけど、奥の方は凄いことに・・・。

バンドによるグラスゴー公演のエコ・レポートもあります(URL)。このエコ・レポートについては、後日紹介します。
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anno69(@yano)

  • Author:anno69(@yano)
  • イギリスの音楽産業、特にデジタル・ミュージックと音楽産業における環境問題対策に関するブログ。スコットランド大学院留学記も。
    管理人は、スコットランドのグラスゴー大学大学院ポピュラー音楽学コースを修了し、帰国。音楽好きの普通の会社員をしています。お問い合わせは cielo0818_ls [at] hotmail.com までお気軽にどうぞ。
    A blog dedicated to topics of the UK music market in particular digital music, copyright and environmentalism in pop music.

    ●Twitter:http://twitter.com/anno69
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