イギリスの音楽産業について考えるブログ
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2011/03/16 20:22
東日本大震災のお見舞いと状況まとめ
3月11日に発生した東日本大震災、そして中越地方や東海地方で発生した大地震で被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

他の皆さんがそうであるように、私自身も今回の件には非常に胸を痛めています。余震や原発問題等、まだまだ予断を許さない状態で緊張した日々が続いていますが、一日も早い復興を願いつつ、私個人もできることをやってこうと思います。

一音楽ファンとして、私個人は今すぐにポピュラー音楽の力が必要になるとは正直思っていませんが、時期が来たらまた求められると信じています。直近の大小多くのライブや新作リリースが中止もしくは延期されていますが、既に音楽ビジネスへの影響はもう少し長引きそうな気配を見せています。こういった状況を見ていると、音楽が皆から求められる頃、音楽がちゃんとそこにあるかどうか、少し不透明な気もしています。ただ、音楽だけでなく、ここであらゆる経済活動を止めては日本そのものが沈んでしまう。なんとしてでも一歩ずつ前に進んでいきたい。

ブログの本格的な再開にはもう少し時間をおかせて頂きますが、次への一歩を進めるべく、取り急ぎ、現在の状況として4点ほど書かせて下さい。

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<募金関係>
【災害関連】iTunesでも東日本大震災救援活動への募金が可能に - Barks News (15/3/2011)
海外ミュージシャン/レーベルから日本への支援呼びかけ - Monchicon! (16/3/2011)
現在、カバーできないくらい多くのアーティストやレコード会社が募金を受け付けたりチャリティ・グッズの販売等の活動を行っています。まず、自分の好きなアーティスト/レーベルのウェブサイトや、音楽を楽しむために普段利用している音楽サイトを是非調べてみて下さい。被災した方々への支援には色々な形があると思いますが、こういった支援もその1つとして捉えて頂ければ有り難いなと思います。
また、海外アーティストにも支援の輪が広がっており、いつも楽しく読ませて頂いているインディ系ブログ「Monchicon!」さんがまとめて紹介してくださっています(上記2つ目の記事参照)。海外アーティストからのこういった支援はとても有り難いことです。

<リリース関係>
【業界関係各社からのお知らせ】 - Musicman-NET (16/3/2011)
この度の地震とその影響について、大手レコード会社のお知らせをまとめて紹介しているMusicman-NETの記事です。ざっと目を通した限り、今月下旬~4月上旬リリース予定だった作品について、発売延期を検討、もしくは延期を決定しているレーベルが大半です。発売延期の場合であっても、新たな発売日の設定が出来ていないのが現状のようです。“リリース”という目出度いものを自粛する意味もあると思いますが、生産ラインや流通が影響を受けているとなると、4月中旬以降のリリースにも影響が出てくるかもしれません。旧譜もしかり。輸入盤はどうなんだろう・・・うーん。大手レコード会社が足並みを揃えたいということがあるのであれば、問題も少し長引きそうだし、新しいリリース日が設定出来たとしても、延期された作品を同時にリリースするわけにもいかないでしょうし、なかなか調整が難しそうな予感。
ちなみに、昨日店着だったアルバムを買いに、昨日の夜渋谷のタワレコに行ったのですが、地震の影響で荷物が届いておらず、入荷日未定と言われました。既に影響が出始めています。

<コンサート関係>
地震自体はもちろん、東京電力の計画停電の影響もあり、東日本で開催が予定されていた多くのコンサートが中止または延期となっています。邦楽系のコンサートについては開催されているものもありますが、洋楽系は今まさに行われているシンディ・ローパーの来日公演(詳細はこちら)以外、3月中の来日公演はほぼ中止。4月以降も似たような状況が続くかと思います。彼らには是非改めて来日して素晴らしいパフォーマンスを見せてもらいたいです。
リリース関係もそうなのですが、コンサート関係も少し影響が長引きそうな気がしています。震災で大きな被害を受けた茨城県と千葉県は、それぞれロック・イン・ジャパン・フェスティバルサマーソニックという2つの大きな夏フェスの開催地です。フジロックは新潟県ですが、こちらも大きな地震がありました。サマソニやフジは海外アーティストが多くラインナップされますが、夏とは言え、まだ不安が残る時期でしょうから、来日を控えるアーティストも出てくるかもしれません。コンサートやフェスを復興の足がかりとして使っていく流れになれば良いなと思いますが、今の時点ではどうなるか全く予想できません・・・。

<著作権使用料関係>
Radiko聴取エリア制限解除に於ける著作権使用料免除のお知らせ - ジャパン・ライツ・クライアンス (14/3/2011)
現在、在京・在阪民放ラジオがオンラインで楽しめるサービス、radikoが、この度の地震を受け、エリア制限を解除し全国配信されています。これを受けてJRCは、同団体が管理している楽曲について、当該制限解除中における著作権使用料免除を決定したとのこと。また、@miraistさんのツイートで知ったのですが、JASRACも、過去に、被災エリアで一定期間に発生した著作権料の徴収を行わなかった例があるようです(同団体の過去のプレスリリース、こちらこちらを参照)。そう考えると、今回もJASRACは同様の対応を取る可能性があるかと思います。この度の地震では、radikoを利用して情報を得ている被災者が少なくないと想像しています。そう考えると、radiko、そしてJRCの迅速な判断は本当に素晴らしいと思います。

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皆さん、どうか無理をなさらず、お体ご自愛してお過ごし下さい。
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anno69(@yano)

  • Author:anno69(@yano)
  • イギリスの音楽産業、特にデジタル・ミュージックと音楽産業における環境問題対策に関するブログ。スコットランド大学院留学記も。
    管理人は、スコットランドのグラスゴー大学大学院ポピュラー音楽学コースを修了し、帰国。音楽好きの普通の会社員をしています。お問い合わせは cielo0818_ls [at] hotmail.com までお気軽にどうぞ。
    A blog dedicated to topics of the UK music market in particular digital music, copyright and environmentalism in pop music.

    ●Twitter:http://twitter.com/anno69
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